2017.05.20
アップルの開発したプログラミング言語「Swift」で、レッツ・プログラミング!
写真を撮影して保存できる
「カメラアプリを作ってみよう」というテーマでここまで第1回、第2回と進めてきました。最終回となる今回は、これまで作ってきたアプリに、さらに10行ほどのコードを追加することで、写真を撮影してその画像を保存できるように改良してみましょう。
今回のカメラアプリの基本となるのは、「AVCaptureSession」というクラスで表される「セッション」と呼ばれる機構です。入力元としてカメラを接続することでカメラからのデータがセッションに流れるようになり、出力先としてQRコードの認識システムを接続して、QRコードが読み取れるようになります。
今回は出力先として写真撮影のシステムを接続することで、カメラから流れてきた画像データを写真として保存できるようにします。そして、撮影した写真は、標準のカメラアプリと同じように写真アプリ内に保存されるのです。これは画像データが用意できた時点で専用の関数を1つ呼び出すだけで実現できます。それでは実装してみましょう!