2017.05.13
あいうえお順でMacのギモンを「知る」から「わかる」に
Q・アップルID(Apple ID)はどんなときに使うの?
A・アップルIDは(1)Macアップストア、iTunesストア、(2)アイクラウド、(3)フェイスタイムなどのアップルサービスを利用するのに必要な個人アカウントです。メールアドレスとパスワードを使ってサインインします。iPhoneやiPad、Macなど複数のデバイスを持っていても、アップルIDは1つでOK。ほかのユーザと共有すると、自分のデバイスの個人情報にアクセスされてしまうので要注意ですよ。最重要情報なので、(4)2ファクタ認証などでしっかりセキュリティを保護しましょう。
コトバがわかれば理解力アップ
(1)Macアップストア(Mac App Store)
アップルが運営するMac用ソフトのストア。アップルの厳しい審査基準をクリアしたものだけが販売されているので、安心してソフトを購入できます。Macアップストアで購入したソフトは、アップデートがあったときに自動でアップデートを行える(macOSの標準機能)ほか、同じアップルIDでサインインしていれば複数のMacで利用できるといったメリットがあります。OSのアップデートや再インストールもここで行います。
(2)アイクラウド(iCloud)
アップルが提供するクラウドサービス。同じアップルIDでサインインしたデバイスのデータ(連絡先や写真など)を、iPhoneなど、ほかのアップルデバイスと同期できます。どのデータを同期するかは項目ごとに設定可能です。iOSデバイスの自動または手動バックアップにも対応していますが、Macのバックアップには対応していません。
(3)フェイスタイム(FaceTime)
アップルデバイス同士で使えるビデオ・音声通話サービス。インターネットにつながってさえいれば、無料で利用できます。
(4)2ファクタ認証
新しいアップルデバイスでサインインする際、パスワードのほかに信頼できる別のデバイスに表示されたコードを入力してサインインする仕組み。アップルIDを管理するWEBページ(https://appleid.apple.com/jp/ja/)で有効化します。