2017.03.10
Mac Fan独自の視点で、アップル周辺の最新ニュースや話題に切り込む!
マウスやトラックパッドを操作しているとき、画面上のカーソルの動きがなんだかもどかしく感じるときはないだろうか? そんなときは「カーソルセンス」というソフトを使ってみるといいだろう。これを使えば、システム環境設定で変更できない、カーソルの感度や加速度を調整することができる。
ストレスのない操作感
マウスを使うにせよ、トラックパッドを使うにせよ、Macユーザは画面上に表示される「カーソル」(もしくは「ポインタ」とも呼ばれる)を操作して画面上のオブジェクト(ボタンやアイコン、メニューなど)を間接的に触る。直接指でタッチ操作できるiOSデバイスと比べてしまうと、なんだかもどかしく感じることがある。おそらくそれは手や指の動きとカーソルの動きにズレがあるからだ。それを解消しようとしても、macOSのシステム環境設定では「軌跡の速さ」しか調整できない。
Macでは古くからカーソルの動きに合わせて、加速度が自動的に設定されている。カーソルを素早く動かすと移動距離が長くなり、ゆっくり動かすと短くなるようになっているというわけだ。ユーザが設定できる「軌跡の速さ」とは、ゆっくり動かしたときの感度だけなのである。
そこで、おすすめしたいのが「カーソルセンス」というソフトウェア。これは、汎用マウスドライバとして人気の高い「ステアーマウス」と同じプレンティコム・システムズが開発した、カーソルの感度や加速度をチューニングするシステム環境設定パネルだ。