2017.03.04
Mac Fan独自の視点で、アップル周辺の最新ニュースや話題に切り込む!
編集部に「最近のMacのことでわからないことがあるから、教えて!」と質問してきたのは、テレビでおなじみの恵俊彰さん。実際に話を聞いてみると、多くの人が困るようなトラブルや疑問が次々に飛び出してきた。そのやりとりからユーザがリアルに直面するアップル製品の課題が見えてきた。
恵 俊彰
1964年生まれ、鹿児島県出身。1989年にお笑いコンビ「ホンジャマカ」のツッコミ担当としてデビュー。現在はTBS「ひるおび!」のメインキャスターを務め、司会者やドラマの俳優としてもマルチに活躍中。ワタナベエンターテインメント所属。趣味はMacとゴルフで、プライベートでは第四子が生まれ、子育て騒動を綴った『親父の役目 四人目が生まれて思うこと』(マガジンハウス)が発売中だ。
Macユーザの友だちを持て
平日お昼の帯番組「ひるおび!」(TBS)などでメインキャスターを務める恵俊彰さんは古くからのパソコンユーザとして知られ、Mac一筋であることを公言している。パソコンに興味を持ったのは90年代の半ばのことで、当時のテレビ番組の企画でパソコン通信のニフティサーブ(NIFTY SERVE)を利用したのがきっかけだったという。また、同時期に出演していたTBS系列のゲームバラエティ番組では、ゲームアトラクションの管理や操作がすべて一体型のMacで行われていたとのこと。その番組プロデューサーの影響もあり、恵さん自身も「パフォーマ(Performa)」を購入して以来、現在に至るまでMacを使い続けている。実は本誌でも1997年に表紙に登場していただいたことがある。
「僕がMacを使い出した頃はプリンタを接続して印刷できたらスタッフから歓声が上がるといった時代。僕は素人でしたからコンピュータって“動いて当然”なんじゃないの?と思っていましたから、最初にそんな光景を目にしたときは衝撃的でしたね。パソコンってそんな信頼度なんだって(笑)」
それから20年来のベテランMacユーザの恵さんだが、最近になって予想外のトラブルに遭遇し続け、いささか困惑の模様。特にOS Xエルキャピタンにアップデート以降は動作が極端に遅くなるなど、調べても解決しない問題に遭遇したという。Macを使い始めた当時に聞いた「わからないことがあったらいつでも聞けるMacユーザの友だちを持て」というアドバイスを思い出し、縁があった当編集部に連絡してみたという恵さん。では、さっそく恵さんが抱えるMacの問題について見ていこう。