2016.11.05
アップルの決済サービス「アップルペイ(Apple Pay)」がいよいよ日本でもスタートした。
4つの利用方法
アップルペイ(Apple Pay)は、アップルが提供する画期的な決済サービスだ。米国では2014年10月より開始され、その後、英国、中国、フランスなどでもスタート、日本は12カ国目の利用可能国となる。本稿執筆時点ではまだサービスインしていないものの、2016年10月下旬に無料のソフトウェアアップデートが提供され、利用開始となる運びだ。
アップルペイは、決済=お金の支払いを一変させるほどのインパクトを持ったサービスである。アップルペイは何に利用できるのか、大きく分けると以下の4つがある。
(1)交通機関 iPhoneやアップルウォッチを改札機の読み取り部にかざすだけで通過できる
(2)店舗 店頭でiPhoneやアップルウォッチを専用リーダにかざすだけで購入できる
(3)アプリ アップストア(App Store)から入手できる対応アプリを使うことで、iPhoneやiPad、Macから商品を購入できる
(4)WEB アップルペイでの支払に対応したWEBサイトで商品を購入できる
日本では、財布に入れていたお金やカードを携帯電話で1つにまとめて持ち歩き、携帯電話内部に搭載されたICチップを使って電子決済を行う「おサイフケータイ」と呼ばれる決済サービスが知られており、アップルペイもそれに酷似したサービスであると考えると理解はしやすい。つまり、これまでのおサイフケータイでの携帯電話による決済のようなことが、iPhoneやアップルウォッチで行えるのだ。