2016.10.14
今月のテーマ「Safari」
【応用1】開発メニューを使いこなしてもっと快適にブラウジングしよう!
さまざまな機能を開放する
サファリのウインドウはとてもシンプルで使いやすい反面、他のブラウザに比べて一見機能が少なそうに見えます。でも、ちょっとした操作でサファリの機能が拡張されることを知っていますか? 実はサファリにはWEB開発者向けの機能を使える「開発メニュー」という隠しメニューがあります。これはデフォルトではオフになっていますが、一般ユーザでも役立つ機能がたくさんあるので、[環境設定]で有効化して使ってみましょう。
開発メニューを有効化すると、メニューバーに[開発]という項目が表示されます。いくつもの機能がありますが、たとえば[このページをこのアプリケーションで開く]では、現在開いているURLを別のWEBブラウザで開けます。サファリでは閲覧できないWEBサイトも、別のブラウザで簡単に開けるので便利です。また、キャッシュ(ローカルに保存してあるWEBサイトのデータ)のクリアも簡単です。閲覧できないWEBサイトがあったり、ゲームがうまく動かなかったりしたら試してしみましょう。
そのほか、ページのソースやリソースなどを表示する「WEBインスペクタ」も呼び出せます。CSS(カスケーディング・スタイル・シート)や埋め込まれた画像などのURLなど、WEBサイトの「中身」を閲覧できるので、開発者はもちろん、WEBの構築を勉強する人にも役立つ機能でしょう。
開発メニューを有効化する
開発メニューを有効にするには、サファリの[環境設定]を開いて[詳細]タブの[メニューバーに“開発”メニューを表示]にチェックをいれます。