2016.10.14
今月のテーマ「Safari」
OS Xのために作られた標準WEBブラウザ
Macユーザにとって使用頻度が高いソフトといえば、WEBブラウザが1番ではないでしょうか。職場でもプライベートでも、Macを介してユーザとインターネットをつなげる窓口がWEBブラウザです。誰もが利用するツールだけにさまざまなソフトが存在しており、ユーザは好みのWEBブラウザを選べます。
そんな選択肢が豊富なWEBブラウザにあって、今回は、「サファリ(Safari)」に的を絞りました。ご存じのとおりサファリは、OS X/macOSの標準WEBブラウザです。2003年の登場以来OS Xとともに進化を続け、Macに最適化されたWEBブラウザへと成長しました。
数あるブラウザの中からサファリを選ぶ理由とは?
グーグルが開発する人気のモダンブラウザ「グーグル・クローム(Google Chrome)」や、豊富なアドオンを用意する「ファイアフォックス(Firefox)」など。サードパーティ製のブラウザの機能の豊富さとクオリティの高さはお墨付きです。一方サファリはというと、WEBブラウザ全体で見るとシェアは高くありません。
それでもなおサファリを使う理由は、前述のとおりOS Xに最適化されたブラウザであることに尽きます。また、あまり話題に上りませんが、サファリは高速ブラウジングも実現します。アップルのWEBサイトでは、グーグル・クロームやファイアフォックスよりも高速というベンチマークの結果が公開されています。また、高いパフォーマンスを保ちながら、メモリや電力の消費量を抑えるエコフレンドリーな特徴は、システムと直結した設計のなせる技です。
そして、もっとも重要なポイントは、iOSデバイスとの親和性の高さといえるでしょう。