2016.09.14
今月のテーマ「ウィンドウズの仮想化」
【実践1】ウィンドウズの知識をしっかり身につけよう!
ウィンドウズを手に入れる
仮想化ソフトを使ってウィンドウズ環境を構築するには、ウィンドウズOSを用意しなければなりません。最新版のウィンドウズ10には、一般消費者向けの「ホーム(Home)」とスモールビジネス向けの「プロ(Pro)」、モバイル向けの「モバイル(Mobile)」、企業向けの「エンタープライズ(Enterprise)」、教育機関向けの「エデュケーション(Education)」という5種類のエディション(版)があります。特殊な用途でない限りは、ホームを選んで問題ありません。アップデートのタイミングを任意に変更したり、離れた場所からのリモート接続、接続したUSBやCDをロックするなどの機能が必要であればプロにしましょう。
さらにホームとプロは、パッケージ版とDSP版、ダウンロード版があります。パッケージ版はPCショップや家電量販店で購入できるものです。DSP版は自作PCや仮想環境へのインストール向けで、パッケージ版より割安で入手できます。詳しくは下の表を参考にしてください。
Windows 10 Home/Proの各おすすめ度
PCショップによっては、安価なメモリや拡張カードと一緒にDPS版を販売しているケースもあります。Macでは使えないパーツが一緒でも、結果、パッケージ版より安くウィンドウズを入手できるのであれば検討の価値ありです。ただしDPS版は、マイクロソフトのサポート窓口を利用できません。問題が発生した場合は、DSP版の購入先に問い合わせる必要があります。