地域コミュニティの1つとなる新デザインのApple Store誕生|MacFan

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これからは「Appleで待ち合わせ!」がストア設計の新基準

地域コミュニティの1つとなる新デザインのApple Store誕生

文●松村太郎

アップルは米国時間5月21日に、新設計のアップルストアをサンフランシスコ・ユニオンスクエアにオープンした。プロダクトのみならず、店舗デザインにも大きなこだわりを見せるアップル。2001年のアップルストア1号店オープンからちょうど15年、アップルの考える未来の店舗のカタチが披露された。

Apple Union Square

300 Post Street
San Francisco, CA 94108
【URL】http://www.apple.com/retail/unionsquare/

 

 

「自然の中で仕事をしているようだよ。日差しもそよ風も店内の奥まで入ってくる。新鮮で健康的。そんな環境で仕事ができてうれしい」

米国サンフランシスコのアップルストアで12年以上仕事をしてきたスタッフは、ユニオンスクエアにオープンした新しいアップルストア(ユニオンスクエア店)をそう評価する。聞けば、2004年にオープンした3ブロック先のサンフランシスコ店で開店時から閉店時まで勤め、この度2016年5月21日にオープンしたユニオンスクエア店へ異動したのだという。サンフランシスコとアップルストアの関係を見つめ続けたスタッフは、真新しい店舗に、アップルと自身の成長を重ね合わせているように見えた。

現在、世界に479店舗を構え、アップルと顧客の接点、ならびにサポート拠点を作り出してきたアップルストア。既成概念を覆すコンセプトとデザインで新たなリテールストア(直営店)の形を創り上げてきたアップルが、また新たに次世代のスタンダードとして送り出す“プロダクト”がユニオンスクエア店であり、実際に足を運んでみると、そこにはさまざまな革新が満ち溢れていた。




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