2016.02.20
さよなら消しゴムのカス
iPad用を謳うスタイラスペンは、これまでにも数多く発売されてきました。初期はペン先が太いゴム製のものが多かったように思いますが、ブルートゥース接続するモデルの登場など、次第に性能が向上して簡単なイラストやメモ用途であれば十分に使えるものも増えてきました。
ただ、ペン付きのウィンドウズタブレットやワコムのペンタブの性能を知っていると、いろいろ欲が出てきます。ゆらゆら揺れる筆跡、面倒なペアリング、誤動作するパームリジェクション…。これまで、iPad用スタイラスの性能は「あと一歩」という感じでした。
しかし、さすがに純正のアップルペンシルは違います。先に言ってしまいますが、iPadで絵を描くために長年いろいろな製品を試し、工夫してきた僕のような人たちが待ち望んでいた「本物のペン」です! いや、ほんとに待ってましたよ。スタイラスペン嫌いで有名なジョブズも「これなら私も使いたい」と天国で言っているに違いありません。ネット上での評判も高いせいか品薄のようですが、iPadプロを持っていて、絵を描いたりメモを取ったりすることがあるなら、文句なしにおすすめできます。