2019.04.22
Mac標準ソフトをもっと上手に使いこなすためのテクニック
iPhoneを経由してSMSをMacで送受信しよう
「メッセージ」は、テキストでチャットを行うためのソフトです。この「メッセージ」で利用できるチャットの種類は、大きく分けて2つ。1つは、インターネットを通じてメッセージをやりとりする「iMessage」。そしてもう1つが、携帯電話回線を使用するSMSです。
どちらも、テキストでメッセージをやりとりする点は同じですが、いくつか異なる点もあります。たとえば、MacやiOSデバイスなどApple製品の機能であるiMessageに対して、SMSはAndroidスマートフォンなどの利用者ともテキストチャットが可能になります。その一方で、インターネットを使用するiMessageは基本的に無料ですが、電話回線を使うSMSは、メッセージのやりとりに通信料がかかります。そのあたりを踏まえて、iMessageとSMSを使い分けるといいでしょう。
ここでは、iPhoneを経由してSMSをMacで利用するための設定を紹介します。操作の前に、MacとiPhoneが同一のApple IDでサインインしている状態であることを確認しておきましょう。
SMS/MMSの転送を許可する
(1)iPhoneの[設定]の[メッセージ]にある[SMS/MMS転送]で、転送先のデバイス(ここではMac)をオンにします。
電話番号の追加を許可する
(2)アラートが表示されたら「はい」をクリック。2ファクタ認証未設定のアカウントでは、確認コードが表示されることがあります。
SMSとiMessageの見分け方
(3)宛先の名前の背景部分が、SMSでは緑色、iMessageでは青色になるので確認しましょう。また、メッセージ欄の表示でも見分けることができます。