2019.01.22
Mac標準ソフトをもっと上手に使いこなすためのテクニック
「メモ」を使ってiPhoneをスキャナとして利用する
macOSに標準でインストールされている「メモ」は、iOS版の同名のアプリと連動するソフトの1つで、iCloudで同期することで複数のデバイス間でメモの追加や確認ができるのが特徴です。とはいうものの、iOS版のメモには、Mac版にはない機能がありました。それは、指やApple Pencilで手描きメモを取る「スケッチ」と写真や動画の撮影機能です。そのうちの、iPhoneのカメラを利用した撮影機能がMacで利用できるようになったので、さっそく使ってみたいと思います。
用意するのは、macOS Mojaveを搭載したMacと、iOS 12以降のiPhone。そしていずれのデバイスも、2ファクタ認証を有効にしたApple IDを使ってiCloudにサインインしていること、BluetoothとWi-Fiがオンになっていることなどの条件をクリアしている必要があります。これらの準備さえ整ってしまえば、あとは連携カメラ機能を試すだけ。ここでは「メモ」から書類をスキャンしますが、メールやFinder、Keynoteなどでも使える機能なので、覚えておくと便利です。
写真を追加する
(1)[写真]アイコンをクリックし、メニューから[書類をスキャン]を選択します。
写真を撮影する
(2)手元のiPhoneが書類スキャンモードになります。カメラを書類に向けて撮影後、[保存]をタップします。
メモに画像が追加される
(3)撮影した画像がメモに反映されます。画像を編集するには、サムネイルをダブルクリックします。