2019.02.12
「iPhone/iPadバカ」でも知られるビジネス書作家・美崎栄一郎氏が、著名人のiPhoneの中身を覗き見!
見せる人/SaUrI
3歳からクラシックバレエ、中学からストリートダンスを始める。慶應大学在学中から積極的にダンスの仕事を経験するも、大学卒業後、株式会社リクルート入社。独立後はさまざまなジャンルのダンス経験を活かし、プロダンサー・振付師を中心に、最近ではCM等の映像出演など、幅広い舞台で活躍中。2019年2月14日から東京都渋谷区の全労済ホール/スペース・ゼロにて舞台「シンギュラ」が上演。【URL】https://www.sauri55.com/
流郷綾乃さんのiPhoneインストールされているアプリ Shazam/Foodie/InstaSize/デイジービート/Quizlet
日本と海外の違い
今回のゲストは、ダンサーとして活躍するSaUrI(さゆり)さんです。3歳の頃からダンスに魅了され、現在は国内・海外でダンスをする“踊りのプロフェッショナル”です。普通であればあまり接触する機会がない職業の方ですが、実はSaUrIさんは、ダンス一直線ではまずいと思ったらしく、慶應大学を卒業したあと、ビジネスを学ぶべくリクルートに入社。ビジネス感覚・人脈を身につけたあとに、ダンサーとして独立したという珍しい経歴の持ち主なのです。
私がSaUrIさんと知り合ったのは彼女がまだリクルートに在籍していたときでしたから、まさかそういう展望でいるとは知らず、ダンサーとして独立したときにはびっくりしたものでした。今ではダンサー・振付師として文字どおり各地を飛び回っているSaUrIさんに、ダンスという仕事と、使っているアプリについてお伺いしました。
「ビジネスの現場にいた経験から感じるのは、現在のエンターテインメントビジネスにおいて、パフォーマンスをする人より、プロデューサー的な役割を担ったほうが報酬が高くなるという傾向が日本にはまだ根強く残っているようです」とSaUrIさん。SaUrIさん自身は、その経歴と経験からパフォーマーとして踊ることもできますし、振り付けの仕事もやっていますが、その他キャスティングやプロデュース側等、さまざまな立場から業界の理解を深めているとのこと。日本はお稽古事大国なので、講師として生計を立てている人も多いですね。
海外では、エンターテインメントビジネスにおいて、パフォーマーもしっかり評価されているので、海外で「ダンスを仕事にしています」というと尊敬されます。しかし、日本ではその限りではありません。EXILEをはじめとする人気パフォーマーが出てきたことで今後益々変わってくるだろうとは思いますし、「パフォーマーになりたい」「ユーチューバーになりたい」という若い人が増えてくれば、日本の職業感も変わるんだろうなぁ。その点、すでに日本や海外で踊っているSaUrIさんは先駆者ですね。