週刊将棋3月7日号発売!

 皆さんおはようございます。週刊将棋編集部です。
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 土曜日に棋王戦第2局が行われ、郷田九段が1勝を返しました。角打ちの受けに飛車打ち、縦横縦移動の飛車、縦に効いた2枚の飛車など驚く手満載の一局でした。2,3面見開きで解説しています。
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週刊将棋3月7日号

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 ブログ筆者は今週は棋聖戦・佐藤天六段―横山五段戦、竜王戦ランキング5組・中村太五段―藤倉四段戦の取材に行きました。
 棋聖戦は難なく取材完了。ランキング戦は盤面カメラがなかったため、逐一進行がわからず、終局も把握できませんでした。棋譜を取りに対局室に向かうと、すでに名札がずらされており、終局したことにやっと気づきました。これはやばい。いとやばし。あわててカメラを取りに戻り、入室したのは投了から30分後。
 まだ感想戦が行われていたことに一安心し、写真は撮ることができました。しかし感想戦の途中ですぐに追いつかず。もう何が何やら。途方に暮れていた矢先、藤倉四段が筆者が聞き逃した感想戦の内容を説明してくれました。しかも「もう取材は慣れましたか」と温かいお言葉も。ここに神が!中村五段も感想戦後にわざわざ変化を教えてくださり、コメントもとらせて頂いた。神がここにも!神お二方に感謝です!
 棋聖戦は4面、ランキング戦は5面に掲載しています!
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 金曜は将棋界で一番長い日ことA級順位戦最終日でした。筆者も取材に行かせていただきました。朝は連盟の前でカメラを構えて対局者の入り待ち。なんだかパパラッチになった気分。
 対局者のおっかけをした後は、朝の対局室の写真撮り。テレビカメラや、大広間の襖などいつもないものに戸惑いつつ撮影。
 一度会社に戻り、夕休前に連盟に。棋譜をコピーし、夕食がてら同じく最終日取材のY記者、U記者と作戦会議。皆会社に戻り原稿書く予定、3人でタクシーで帰ろう、対局終わったら控室で待とう、千日手・持将棋は見捨てて会社帰ろうetc
 そして夕休明けの控室に。お噂はかねがねだったが・・・あっつ!なんだこりゃ!おととい雪降ったのに汗でてきた!そして毎年恒例らしい冷房スイッチON!冷たい風が心地よい・・・。
 それで対局おわって3人ともおわってタクシーで帰って黙々と作業。(夕休~終局だいぶはしょった。)
 タイムリミットは翌朝8時。7時頃、U記者が一抜けで原稿終了、そそくさと退社。対局中に「羽生さんと郷田さんどっちいいですか?」って聞いたとき「羽生良しはる!」って答える元気があっただけある。気がつけば空が明るい。後を追ってY記者が完了。何か話したけど朦朧としていて会話内容思い出せず。そして私も完了。もう何書いたか覚えていない。眠い。
 ぎりぎり間に合った…じゃない、羽生二冠全勝なるか!降級は誰だ!の決着(?)がついに着いたA級最終日は22~24面です!好評のタイムテーブルももちろんあります!
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 今週はほかにも
・豊島六段―船江四段の関西若手対決の王位戦紅組リーグ、
・豊島六段「プロの常識教えます」で終盤の格言について3択で解説、
・目が離せないシンデレラガール長谷川女流二段のロングインタビュー、
などなど盛りだくさんでお送りします!

カテゴリ: 週刊将棋/将棋世界

週刊将棋2月29日号発売!

 皆さんこんにちは。週刊将棋編集部です。珍しい2/29号です。次回は28年後です。
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 王将戦第4局が行われ、久保王将が1勝返しました。白熱の終盤戦は見ものでした。久保王将のじっと▲7八金や佐藤九段の指さなかった△4八金の読みなど詳しく解説しています。2・3面見開きです。
 担当記者はU記者。編集部内で一番じゃないかくらい写真が上手です。王将戦記事の写真はどれも臨場感たっぷりで魅入ってしまいます(特に1面の久保王将の写真がいい!!)。将棋と一緒にお楽しみください!
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週刊将棋2月29日号

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 順位戦が大詰めになりました。各クラスの最終日を迎える前に、5月の編集部予想とともに状況を整理しました。C級2組の昇級争いをしている9―0の中村太五段、船江四段と8―1の菅井五段。昇級者予想に船江四段の名を書いたのは編集長ただ1人でした。昇級したらもちろん、昇級できなかったとしても目の付け所がよいことに変わりない。
 予想時にまだ編集部にいなかった筆者が「編集長だけ船江さん挙げてるじゃないですか、すごいですね!」と編集長に言ったら、憎たらしいほどにドヤ顔をされました。…しまった。褒めるんじゃなかった。先週ちぇクスロックって書いたくせに…。
 他クラスの昇級の目がある人が結果どうなると誰が昇級なのか、誰が負けるとどう変わるのかなど分析しています。最終日に備えてご一読ください!
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 今週筆者は会社にこもって原稿整理やら校正やらしていました。O編集者がある記事文中の「3人の中から1人しか残れない三つ巴」のおかしさに気づきました。「三つ巴は3人しか有り得ない。こりゃー馬から落馬だ」と修正。確かに意味被ってる!と笑っていましたが、人事じゃありませんでした。依頼した記事の見出しを「後悔残し敗退」にしたら、編集長が「後悔を残すって変じゃね。後悔だけでもう残ってるって意味あるよ」と指摘。「悔い残す敗退」に換えて事なきを得ました。自分で気づかなきゃだった。世に出る前に気づいてもらってよかった。皆さんもお気をつけ下さい。
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 今週は他にも
・アマ登場!竜王戦6組では中川アマが3連勝でベスト8!、棋王戦では豊島六段が威厳見せ今泉アマを圧倒!2011年度のアマの対プロ成績も!
・前王位広瀬七段が中村九段の四間飛車破り1勝を挙げた王位リーグ紅組、
・見事な指し回しで橋本八段を完封し、さらに勝率を上げ挑決トーナメントに進出した中村太の王座戦、
・3戦全勝となり上田女王の駒を後退させる華麗な将棋をみせた清水女流六段の女流王位リーグ、
・日本レストランシステムが横山アマ・中川アマ所属の立命館倒した社会人vs学生の団体日本選手権、
・大好評の田丸八段の「丸の眼」では元奨励会員の今に突撃!今週は小説すばる新人賞を受賞した橋本長道さん
などなど盛りだくさんでお届けします。

カテゴリ: 週刊将棋/将棋世界

週刊将棋2月22日号発売!

 皆さんこんにちは。週刊将棋編集部です。昨日は雪がちらつきました。
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 昨日の王将戦は佐藤九段が勝ち、奪取まであと1勝としました。1面の見出しに「後がない久保カド番に」と書いていたんですが、編集部内で「後がない と カド番って同じじゃね?」「後があるカド番ってなくね?」という事実に気がつき、「久保カド番でホームに」と直しました。いやあ、レベル2くらいの頭痛が痛いでした。
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週刊将棋2月22日号発売!

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 今週筆者は棋聖戦と王位戦の取材に行ってきました。モニターを見ながらK教授に教わったり、次の一手が当たり喜んだり、瞬時に自分が考えた手を指したら悪手なんじゃないかと勘繰ったり、棋譜を並べていたら2手抜かしてしまってそれを横で見ていた某七段に「ちがいまーす」と突っ込まれたり、3局同持ち時間でひやひやしていたけどいい感じに全部ずれたり、感想戦を聞いていて「(手順は)大丈夫ですか?」と先生に聞かれ「大丈夫です!」とキリリと答えたはいいものの会社で並べてたら並ばなくなり結局後日電話で聞きなおすという恥ずかしくて申し訳ない思いをしたり、電話をかけたら間違えて将棋連盟にかけてしまい「あれ?!えと、しゅ、週刊将棋ですが先生にかけたつもりが、あ、名刺に書いてあって、それがここで、えと、あの、間違えましたすみません!」とあわあわと伝えたら連盟職員さんも笑っていたり、と色々ありましたが無事記事になりました。棋聖戦と王位戦は7面に掲載です!
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 いつもおやつくれる隣の部署の人におやつをあげたらおやつをもらいました。
 後ろでは将棋世界が土曜出勤していて大詰めの模様。
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 編集長が「チェスクロック」を間違えて「ちぇクスロック」と書いて入稿していました。ちぇが平仮名だったから判明したものの、「チェクスロック」だったら見落としていた可能性大でした。セーフ。
 昨日判明したちぇクスロック。「チェクスロック!!!シュピーンドゥバーン!!!」「なんか超ハイテクな機械っぽい」「チェクスというロック音楽の分野にも見える」「ちぇくすろ~」と編集部の一部で流行語と化していました。
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 今週は他にも、
・里見女流三冠が3連覇を果たした「女流名人位戦 第4局」や、
・羽生二冠が5回目にして2度目の優勝を飾った「朝日杯将棋オープン戦 準決勝・決勝」や、
・際どい将棋で橋本八段が佐藤康九段やぶった竜王戦ランキング1組や、
・佐藤天六段が森下九段に勝ち1回戦を突破した竜王戦ランキング2組や、
・阿部健五段が一足先に昇級を決め、まだ確定しない中村太五段の快勝譜、最後の最後でひっくり返った船江四段のC級2組、
・A編集長がお送りするマイナビ女子オープン挑決での両者の心情が響く観戦記、
などなど盛りだくさんでお届けします!

カテゴリ: 週刊将棋/将棋世界

週刊将棋2月15日号発売!

 皆さんこんにちは。週刊将棋編集部です。東京はいい天気です。
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 今週は5日に2つもタイトル戦が行われました。棋王戦は久保二冠が先勝し、女流名人位戦は里見女流三冠が防衛まであと1勝としました。
 久保二冠は日曜に棋王戦、火曜に棋聖戦、金曜に竜王ランキング戦と今週は大忙しでした。しかも3局全て勝利!すごいの一言です。3局とももちろん掲載しています!
 里見女流三冠の将棋はただただ感心するばかりでした。仕掛けから寄せまで惚れ惚れする指し回し。そんな凛々しい将棋を指した里見女流三冠が、身を乗り出してケーキを選ぶ写真には和んでしまいました。12,13面の見開きで掲載しています。
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週刊将棋2月15日号

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 今週筆者は棋聖戦の橋本八段―広瀬七段と佐藤康九段―中村太五段の2局同時取材に行きました。終局時間が近く、感想戦が被ってしまいました。大ピンチ。とりあえず先に終わった橋本八段―広瀬七段の感想戦を聞き、もう一局は写真を撮りにいって少し聞いてから始めの対局に戻り、感想戦が終わったら急いで佐藤九段―中村五段の感想戦に戻りました。
 あわあわした取材でしたが、幸い取り上げる局面は感想戦前に決めていたのでそこを重点的に聞け、また感想戦後も残っていた中村五段に教えてもらい事なきを得ました。ダブルブッキングしても動じない先輩記者はすごいと改めて感じた日でした。
 開幕した棋聖戦1回戦は、久保二冠―阿久津七段を含めて5面に掲載です!
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 今隣の部署の人におやつもらいました。おいしい。
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 週刊将棋でも既報の通り、15日から加古川で将棋書籍フェアをやっています!
 サイン本いっぱいです。この機会に棋士のまち加古川へ足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
 ラインナップにもある、『羽生善治の将棋入門』ですが、「レッスン4 駒の持ち方を覚えよう」で筆者が手タレとして出演しています。「手の出演=週刊将棋・加藤」って載せてもいいですよ!って言ったのに華麗にスルーされました。羽生二冠への質問コーナーもあり、既にルールは完璧という方も楽しめるのでオススメの1冊です。
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 今週号は、
 女流王座戦で大活躍した強い加藤さんこと加藤桃子女流1級の特集や、
 18戦18勝の丸山九段、超速3七銀の久保二冠、決めての馬捨ての深浦九段が1回戦を突破した竜王ランキング戦1組、
 佐藤天六段が最終局を待たずに二期連続昇級を果たしたC級1組、
 王位リーグ紅組1回戦ラストで勝利し、今期も好発進の戸辺六段、
 カフェに集まりみんなで将棋観戦!「ねこまど将棋カフェ&棋王戦Live!」リポートなどなど・・・盛りだくさんでお届けします! 

カテゴリ: 週刊将棋/将棋世界

将棋書籍フェア in 棋士のまち加古川

 皆さんこんにちは。週刊将棋編集部です。まだまだ寒い日が続きますね。
 タイトル戦間最中の王将戦・棋王戦、そして最終日が近づく順位戦と、気になる対局が続くシーズンですね。
 特に、ダブルタイトル戦に臨む久保利明二冠には注目です!
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 その久保利明二冠の地元で、今年加古川青流戦を創設した加古川市の紀伊國屋書店にて、
 2月15日(水)~3月4日(日)に「日本将棋連盟・マイナビの将棋書籍フェア」が開催されます!
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 久保利明二冠のタイトル戦観戦では必須の『久保の石田流』はもちろん、
 兵庫県出身の谷川浩司九段の『「月下推敲」谷川浩司詰将棋作品集』や「光速の寄せ」シリーズ、
 そして羽生善治二冠の『羽生善治の将棋入門』や「羽生の法則」シリーズ、
 A級昇級を果たした橋本崇載八段の『橋本流 中終盤急所の一手』、
 加古川市出身の絶妙トーク棋士・神吉宏光七段の『おもしろ詰将棋』…、などなど話題棋士のサイン本を特別販売!!
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店内の様子

人気の書籍がずらり

羽生・谷川シリーズ

将棋世界のバックナンバーも

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 (その他の写真はこちらhttp://twilog.org/mynavi_books
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 サイン本以外にも、
 兵庫県出身の阿久津主税七段の『必ず役立つプロの常識』、
 西川和宏四段『西川流振り飛車 居飛車穴熊破り』など、
 関西にゆかりのある棋士の著作と人気シリーズを中心に全78タイトルを展開します。
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 また、2月22日発売の新刊、
 稲葉陽五段(加古川市出身)の『横歩取り必勝ガイド』、
 「なんでやねん!大阪」でおなじみの村田顕弘四段の『最新戦法 マル秘定跡ファイル』も
 サイン入りで販売しています! 


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 “棋士のまち加古川”ならではの将棋書籍フェア。お近くにお住まいの方も、
 王将戦の観戦に来られる方も、この機会にぜひお立ち寄りください! 
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日本将棋連盟・マイナビの将棋書籍フェア
会場:紀伊國屋書店加古川店
期間:2月15日(水)~3月4日(日)
営業時間:10~19時 ※2/21(火)は店休日
TEL:079-427-3311
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サイン本は数量限定です!お急ぎ下さい☆

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