今日も暑いですねι(´Д｀υ）
昨日のＮＨＫによる報道では、熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人は４５の都道府県で６８８人に上っているようです。
猛暑日が続く中、6月7日に発行した日本気象協会監修のマイナビムック『熱中指標計「見守りっち」付き熱中症対策ガイド』が電子書籍化。
「熱中症対策ガイド」として電子書籍販売サイト「PuBooks」にて18日より販売開始いたしました。
『熱中指標計「見守りっち」付き熱中症対策ガイド』
日本気象協会監修「熱中症対策ガイド」が電子書籍化しました。
熱中症による搬送が急増！全国で30度を超す最高気温が続出し、今日は40度近くのところも
この三連休は、気温が急上昇して、全国で熱中症と思われる患者の搬送が急増しました。まだ、正確な数値は厚生労働省から発表されていませんが、各報道機関の調査を見ているとこの連休で少なくとも1000人以上は運ばれたようです。亡くなられた方もいるので人ごとではすまされません。
ここ1週間のアメダスの数値は以下のようになっています。東京、熊谷、館林の3つを例にしました。熊谷や館林は7月に入ってから30度を超す日がそれなりにありましたが、16日月曜日は一気に上昇しました。これは、前日までの暑さで気温が下がりきらないうちにさらに暑い日になったからのようです。もちろん、昨日が暑かっただけに今日もかなりの最高気温が予想されています。東京地方で34度、熊谷37度、館林39度と、さらに最高値を更新しそうな勢いです。
気象庁のアメダスの計測値です。7月10日〜7月16日までの最高気温を見てみると急に暑くなりだしたことがわかります。
新米ママ・神田うのさんと学ぶ熱中症講座
7月1日、アイスノンで有名な白元さん主催の熱中症対策イベントがあったので参加してきましたよー。
東京ドームに併設された総合アミューズメント施設「LaQua」に
ゲストとして登場したのは昨年出産したばかりの新米ママ・神田うのさん。
マイナビから発行した日本気象協会監修『熱中指標計「見守りっち」付き熱中症対策ガイド』の著者である清益功浩先生が講師として登壇され、うのさんに熱中症の対策方法をばっちり伝授しておりました（予防・対策方法の詳細はぜひ書籍にて!)。
清益先生と神田うのさん。冷え性でクーラー嫌いだったうのさんも、愛しのベビーちゃんと初めて迎える夏なので気温の管理などに気をつけなくちゃ! と母の顔を見せていたのが印象的でしたよ
熱中症ミニ知識（6）- 風が吹くと涼しく感じる体感温度とは？
よく体感温度という言葉を耳にします。「体で実際に感じる温度でしょう」と思われるかもしれませんが、実はとてもあやふやなものなのです。算出する計算式もたくさんあってそれぞれ主張や考え方が異なっています。ヒートインデックスが温度と湿度、WBGTが温度と湿度と輻射熱の値を計算式に取り入れていますが、体感温度は温度と湿度に加えて風速が要素として入ってくるのが特徴的です。人間は、汗が気化することによって体の熱を奪われるため涼しく感じられます。つまり、風があれば実際の気温よりも低く感じるわけです。これを考慮しようというのが体感温度です。しかし、体感温度の値が公式な場で使われることはほとんどありません。なぜなら、世界共通の定まった計算式がないからです。
熱中症ミニ知識（5）- 温度系&湿度計の正しい使い方を覚えておこう
「携帯型熱中指標計「見守りっち」付き熱中症対策ガイド」に付属している日本気象協会監修の熱中指標計「見守りっち」は、気温と湿度を測定して、その値からWBGTの近似値を算出するというものです。熱中症にならないように10分ごとに計測して、危険な状況になったらLEDの表示やブザーで知らせてくれる「見守り」機能を備えています。もちろん「見守りっち」でなくても気温と湿度を測定できる装置があれば、ヒートインデックスなどと照らし合わせて熱中症への対策を取ることはできます。しかし、室内であれば多少大きな温湿度計でも問題はないのですが、外出した先でいちいち温湿度計を取り出して数値をチェックして、表と付け合わせるのは自分の経験から考えても大変な作業です。
10分間隔で自動で測定してWBGT近似値を算出し、熱中症の危険性をLEDとブザーで知らせてくれるのが「見守りっち」の特徴です。
