アニメやコミック、ゲーム好きな方に特化した東京のガイドブックを作りました


東京3大聖地 攻略ガイド2014こんにちは、編集の岩井です。
現在、完成間近の新刊についてご紹介させてください。

 

ゲーム雑誌や攻略本の編集長を務めていた僕は、週に1回以上は秋葉原で買い物をするくらいの秋葉原好きです。
お目当ては、アニメやコミック、ゲーム関係のソフトやグッズなど。
生まれてからずっと「乗り換えナシで秋葉原へ行ける場所にしか住みたくない」というポリシーを貫いています。
そんな僕の行動を知ってか、僕の友人たち…特に地方在住の友人たちは、こんな質問をしてくる人が多いのです。

 

「来週にイベント合わせで東京へ行くんだけど、秋葉原のお勧めスポットといえばどこ?」

 

日常的に秋葉原に通っている僕ですが、改めってこんな質問をされると困ってしまうのです。
だって、僕が普段通っているのはゲームショップやグッズショップですよ?
でも、きっと彼が求めているのは、写真を撮ってSNSで自慢できるような店や、秋葉原にしかない独自のサービスでしょう。
その一方で、豊富な品揃えのグッズショップで買い物をしたいと思うかもしれませんし、もしかしたらメイド喫茶にも行ってみたいかもしれません。
仕方がなくWebを検索したり、ガイドブックを探そうと思ったのが、本書の企画の始まりでした。

 

過去にも、秋葉原を案内するガイド本はいくつも存在していました。
僕はそれらの本を取り寄せ、チェックしていると、いくつも「ここがこうだったらいいのに」と思える反省点が見えてきました。
たとえば、メイド喫茶。ある本には、数10軒ものメイド喫茶が紹介されていましたが、そんなにたくさん紹介されていても、どこに行っていいのか迷ってしまいます。
情報というものは、少なすぎると困りますが、多すぎても検索性が落ちますし、どれも同じに見えてきます。
ショップなどの情報において、大(多)は小(少)を兼ねないのです。

 

「僕なら、数ある秋葉原のメイド喫茶のうちトップ10だけを選んで、それぞれの特徴を記載するのに。そうすれば、自分の趣味や目的に合ったメイド喫茶を自分で選べるだろうし」

 

まさに、この「僕なら~」という視点を、本書にはたくさん盛り込みました。

 

・僕なら、掲載している地図には公衆トイレの場所や、コインロッカーの場所も記載するのにな
・僕なら、 格安ホテルの案内や料金表、サービスの違いなんかも紹介するのにな
・僕なら、疲れた時に休憩できる漫画喫茶やカラオケも紹介するのにな
・僕なら、首都圏の路線図はわかりづらいから、主要駅と乗り換え駅以外は簡略化するのにな
・僕なら、周辺のスポット…幕張メッセと東京ビッグサイト、TDLがどのくらい離れているのか、概略地図も載せるのにな
・僕なら、外でこの本を開く時はカバーを外して、普通の旅行ガイドみたいに見えるデザインにするのにな

 

そんな、数々の 「僕なら~」を、これでもか、と盛り込んだ本になりました。

なお、僕自身は秋葉原を担当しましたが、中野ブロードウェイと池袋・乙女ロードに関しても、それぞれの達人にセレクトをお任せしているので、スポットのチョイスはかなりの精度に達していると自負しています。
「本当に使い物になるガイドブックを作りたい」

 

スタッフ一同、そんな強い気持ちで制作に臨んでいます。
まだ表紙が(ほぼ)完成したばかりで、発売は2014年7月28日(月)と少し先ですが、ご興味を持って下さった方がいらっしゃれば幸いです。

制作裏話その1」へ続く

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