長野県が男女ともに長寿1位に! – 高血圧対策に「県民減塩運動」を実施


厚生労働省が28日に発表した「都道府県別生命表」(2010年)において、長野県が都道府県別の平均寿命で男女とも1位となり、沖縄に代わる新たな“健康・長寿県”を印象づける結果となった。

 

都道府県別の生命表は5年ごとに作成されるもので、今回で10回目。長野県が男性の長寿1位になるのは90年から5回連続で、今回は80.88歳で前回の79.84歳を上回る結果に。さらに女性は87.18歳で初めて1位に輝き、1975年からトップだった沖縄県を抜く快挙をみせた。

 

長野県は健康寿命も長く、厚生労働省によれば長寿1位の要因は「生活習慣病の改善などが表れているのではないか」ということ。約30年前から県をあげて取り組んでいる「県民減塩運動」なども功を奏しているといえる。

 

そんな長野県で減塩食の普及に努めてきた長野県栄養士会の協力のもと、野菜がたっぷりでおいしさにこだわった減塩ごはんレシピを春、夏、秋、冬に分けて紹介しているのが、レシピ集『長寿一位の長野県式減塩ごはん ~調味料の塩分早見表マグネット付き~』。

 

自宅で手軽に「減塩+野菜たっぷり」ごはんを作れるように、献立のベースには長野県栄養士会が考案した野菜たっぷりでおいしさが自慢の学校給食メニューを採用し、こどもにも大人にも喜ばれる「長野式減塩ごはん」ができあがりました。

 

日本の“国民病”であり、脳卒中や心筋梗塞、寝たきりにもつながる恐れのある疾患「高血圧」の原因のひとつである塩分のとりすぎ対策のために、この本と一緒に旬の野菜を使い、素材のうまみをたっぷり楽しめる“続けられる”おいしい減塩ごはんを味わってみませんか?

 

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