第4話「オレンジ・ショルダー」より続く
ロボットアニメ好きな方ならすでにお気づきの方も多いかと思われますが、発売まであと2日に迫った書籍『超重機アスタコNEO』には、ロボットアニメファンがニヤリとするようなキーワードがたくさん詰まっています。
そもそも、この本の企画自体、ロボットアニメファンの編集者がアスタコNEOに惚れ込み、「自分のようなロボットアニメ好きなら、みんなアスタコNEOが好きに違いない」というコンセプトで始まったものなので、ロボットアニメファンがニヤリとするような言葉は、あちこちに仕込んであります。
たとえば、アスタコNEOの写真集ページ。写真の解説として「日立建機の油圧ショベルは化け物か?」「アスタコNEOは男の子!?」「アスタコNEOの腕は飾りではない」など、ロボットアニメの名台詞をリスペクトした原稿がいくつか。
開発者インタビューのページでも、「パイルバンカー」「ガンダムのコクピットが開く感じのガルウイングで」「ヱヴァンゲリヲン零号機と初号機みたいな位置づけ」「アスタコをガンダムに例えると、アスタコNEOはジム」「運転者の誰もがアムロじゃありませんから」などの発言があちこちにあります。本当にロボットアニメが好きな開発者がアスタコNEOを作ったんだ…ということが伝われば、もっと親近感を覚えてもらえるはず…という考えです。
さらに、現在放送中のロボットアニメ『超速変形ジャイロゼッター』でロボットデザインを担当している矢薙じょう先生に「ロボットアニメ風のアスタコNEO」イラストを発注。この本だけに独占掲載しています。さらに、完成前のラフイラストも3カット掲載していますので、矢薙先生ファンにはたまらないコンテンツでしょう。
あ、そうそう。表紙のキャッチコピーを見て「!」となった方も多いようですが、「日立驚異のメカニズム」という一言に反応された方はいらっしゃいますか? これはバンダイさんが『ガンダム』のプラモデルTV-CF(1980年頃?)でザクの工場シーンを映していた時のナレーションに流れていたもののオマージュです。このCFをリアルタイムで観ていたような人は、もう40代くらいでしょうね。
余談ですが、この書籍『超重機アスタコNEO』紹介ブログ連載も、ロボットアニメ好きの方に「!」と感じてもらえるよう、サブタイトルや次回予告時の台詞でロボットアニメへのオマージュを入れています。それぞれ、何のアニメのねたかわかりますか?
次回、超重機アスタコNEO 第6話「プレリュードNEO」君は、刻の涙を見る
発売まで、あと2日
追伸
来る7月4日(木)、朝の情報番組『朝生ワイド す・またん!』(ytv よみうりテレビ)にて、本書『超重機アスタコNEO』をご紹介いただけることになりました! 放送は6時10分過ぎからの「ニュース講座」枠の予定だそうです。当日朝や前日に、大事件などが起きて放送内容が変更されませんように!w