19路盤入門書

こんにちは。囲碁人編集部のユウです。

 

皆様は、普段どちらで碁を打っていますか?
ネット碁以外ですと、近所の碁会所、学校の囲碁部、カルチャーセンターのような所でしょうか。

 

4月になり、皆様が所属されているグループにも、囲碁を始めたいという方が訪れるかもしれません。

 

そのような初心者の方に、ルールを教えることになったあなた。
9路盤、13路盤のうちは何とか教えることができたが、広い19路盤ではどう教えたらよいか分からない!
そんな時があるかもしれません。

 

それなら、こちらの本に助けを求めましょう!

アマチュアへの指導に定評のある万波菜穂プロによる、19路盤入門書です。

 

カカリ、ヒラキ、シマリといった用語の説明から始まり、布石の基本的な考え方を、問題を解きながら理解できる構成になっています。
また、星・小目の基本定石も扱っています。必要最小限の定石を解説していると同時に、初心者の方に「なぜこう打ってはいけないの?」と聞かれそうな所を、問題図・失敗図で多く示しています。

 

自分の棋力アップを図るための棋書だけでなく、初心者の方に教えるための書籍が手元にあってもいいかもしれませんよ!

 

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コミは何目?

こんにちは。囲碁人編集部のユウです。

 

昨日から消費税が5%から8%になりました。自販機の飲み物が10円上がっている所もあり、地味に痛いです…。

 

さて、囲碁では2002年にコミが5目半から6目半になりました(話題的にちょっと強引?)。
プロにとって、この1目差は大きな変化で、黒が序盤から積極的に仕掛ける展開が多くなったそうです。
私などは白番で1目得してラッキー、ぐらいとしか感じないと思いますが。

 

そうはいっても、黒番で半目負けになるとやはり悔しいです。どうしても一昔前なら…と考えてしまいます。

 

ちなみに中国ではコミは7目半。では日本も…としたいところですが、ゲームバランスを考えて設定されているのがコミです。税率と違って、軽々に変えることは難しいようです。

 

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『ひと目の詰碁 レベルアップ編』

こんにちは。囲碁人編集部のユウです。

 

3月19日の記事で紹介した、『ひと目の詰碁』。さらに問題をこなしたい方にはこちら。

『ひと目の詰碁』と比べるとそこまで難易度が上がっているわけではありません。有段者の方は半分以上正解できるでしょう。

 

ですが、後半の問題になると、ひと目では難しい問題もちらほら出てきます。
例えば、このような問題。黒先。

 

オシツブシを利用して生きる問題ですが、ヒントがないとちょっと考えてしまいそうです。

 

有段者にはもちろん、詰碁を解きながら石の形も身につけられるので、級位者の方にもお勧めの一冊です。

 

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