ご当地棋戦

こんにちは。囲碁人編集部のユウです。

 

明日、明後日にわたって、女流の新棋戦である、「会津中央病院杯」が開催されます。予選を通過した8人のプロによるトーナメント制で、この週末で準決勝まで行われるそうです。6月に行われる決勝は、何と2日制!女流棋士が封じ手をするのは新鮮です。

 

この新棋戦、優勝賞金が700万円と他の女流棋戦と比べて最高額なのも目を引きます。先日、『囲碁人』のインタビューでお話を伺った奥田三段も「第一回目なので、どうなるかよく分かりませんが、すごく楽しみにしてます」とおっしゃっていました。前夜祭では、出場棋士全員が着物を着るらしいです。実に華やかですね。

 

開催場所は棋戦名の通り福島県会津若松市。このような、地方で開催される棋戦が増えてきたように感じます。囲碁では、三重県伊勢市で行われる「おかげ杯」。将棋では兵庫県加古川市が市を挙げて「加古川青流戦」を開催しています。

 

ゆるキャラに頼るのもいいですが、囲碁や将棋の棋戦を通して、町の魅力を発信するのもおもしろいですね。ぜひ、第2回、第3回…と続けてほしいと思います。

 

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最速上達法

こんにちは。囲碁人編集部のユウです。

 

マイナビブックスから刊行されている、石倉昇九段の著書のご紹介です。
囲碁入門その後の最速上達法

 

本書が発売されたのは2007年ですが、今現在も弊社囲碁書籍の中で人気を誇っております。石倉九段といえば、入門~初級段階の指導に特に定評があります。私自身も先生の著書で勉強した一人です。「入れてください、いれません」、「ナナメにご用心」などなど、石倉九段独自の格言は本書でも健在です。

 

「入門その後」とあるように、「囲碁のルールは知ってるけど、終局までの一局の流れがよく分からない…」というような方に特にお勧めです。もちろん、ルールを知らない方でも、最初の一章で基本ルールのおさらいをしていますのでご心配なく!

 

基本事項を中心に解説している本書ですが、打ち込みの考え方を解説した項目などは、有段者でも得るものがあるかもしれません。他にも、「石の攻め方」や、「模様の消し方」など、これから先ずっと応用がきく事項ばかり。「最速上達法」のタイトルに偽りはありません。

 

本書で考え方をマスターしたら、あとは実戦あるのみです。
他にも石倉九段の著書を読みたい方は、以下もあわせてどうぞ。
・『世界一役に立つ実戦詰碁
・『世界一役に立つ実戦手筋
・『世界一役に立つ実戦定石

 

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ひと目シリーズで初段を目指す!

こんにちは。囲碁人編集部のユウです。

 

先日、社内を歩いていると、前から見覚えのある方が!何と将棋の加藤一二三先生でした。どうやら、週刊将棋の企画で来社されていたようです。テレビでしか拝見したことがなかったので、妙にテンションが上がってしまいました(笑)。

 

さて、今週の週刊将棋…ではなく、週刊碁をご覧になったでしょうか?その中で連載されている趙治勲先生のコーナーで、「ひと目シリーズ」に言及している箇所がありました。

 

趙先生いわく、「ひと目シリーズ」でしっかり勉強すれば、どんな「凡人」でも初段になれるとのこと。趙先生らしいユーモアな表現です(笑)。

 

ひと目シリーズは今月も『ひと目の急所』を刊行しますが、その数20種類以上!詰碁・手筋・攻め合い、そして布石からヨセまで幅広い分野をカバーしていますので、自分の弱点である分野を集中的に特訓するのに向いています。高段者の方でも、基礎に漏れがないか確認するのに役立つと思います。まだ手に取ったことがない方はぜひ!

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