図は11時過ぎの局面。▲６八銀は自然ですが、前例のない手。早くも未知の領域に入りました。


36分使って前例にない手を指した上田女流三段。事前の研究か、それとも実戦中に思いついた手なのか。いずれにしても、今後の進行が注目されるところ。

（八雲）

12時０分、図の局面で北村女流初段が52分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲上田54分、△北村１時間４分。昼食の注文は両者ともにありません。対局は12時40分に再開します。


休憩中の対局室では北村女流初段が残って考えていた。

（八雲）

再開時刻の５分ほど前に、北村女流初段、上田女流三段の順で入室。


北村女流初段は再開が告げられてからも考えていた。


再開から２分少々で△３六歩と着手した。


上田女流三段が△3六歩を見て考え始めた。

（八雲）

将棋会館前の樹木も、だいぶ色づいてきた。


鳩森神社の桜も、葉が落ち始めている。


大イチョウが色づくのはもう少し先のようだ。


千駄ヶ谷はアパレル会社の多い街でもある。


年末ということで、ブティックはもちろん普段小売りをしていない会社でもセールが行われているようだ。

（八雲）

図は14時過ぎの局面。後手は馬を作って３筋で先手の飛車を押さえこんでいます。ただし、１歩損で歩切れなので、形勢よしとまではいえないようです。対する先手は、手の広いところ。現状は６五角が狭いため、これをどうするかが課題です。


北村女流初段は馬を作って押さえ込んだ。

（八雲）