終局後に主催社によるインタビューが行われました。
■清水女流六段
――― 一局を振りかえって
後手番で先攻したのですが、相手にうまく対応されて、途中から辛抱の将棋になってしまいました。相手の玉が深いので...、慎重に指し過ぎてしまったのかもしれません。
――― 終盤はいかがだったでしょうか
たぶん(後手玉が)捕まっている筋があったと思います。しかし秒読みなので、最後まで頑張ろうと思って指しました。
■石橋女流四段
――― 一局を振りかえって
こちらが動きにくくなってしまいました。作戦負けです。
序盤は少し苦しいと思っていました。さばき合いで飛車を成れたところは...、と思ったんですが、角が働いていないので、思ったよりも差が縮まりませんでした。
でも最後は何か(手があったような)...、うーん。ねえ、何かありましたよね?
(と清水女流六段を見る。互いに苦笑いする両者)
(写真はクリックで拡大できます)
でも、ずっと(先手の)攻めが細かったんですよね、ギリギリで。もっと前に余されていても仕方がなかったと思います。
(写真とテキスト:牛蒡)