図は11時過ぎの局面。本局の戦型は甲斐女流五段の居飛車穴熊対、小野アマの四間飛車の対抗形となりました。先手の堅陣に後手はどのように対抗していくでしょうか。

（小野アマは得意とする四間飛車で強敵に挑む）

（康太）

11時45分、４、５筋で駒がぶつかって戦いが始まりました。甲斐女流五段は６七にいた金を５六に繰り出す順を見せています。この金が押さえ込みに機能するかどうか。本局のポイントになりそうです。

（開始直前の甲斐女流五段）

（康太）

12時、図の局面で甲斐女流五段が５分使って昼食休憩に入りました。消費時間は、▲甲斐女流五段53分、△小野アマ１時間６分。昼食注文は小野アマが「天ぷらうどん」（ほそ島や）、甲斐女流五段はありませんでした。対局は12時40分から再開されます。

（実際の盤面）

（昼食休憩時の本局周辺の様子）

（康太）

（12時30分頃の様子。午後からは礒谷真帆女流初段が記録係を務める）

（甲斐女流五段。再開後、すぐの着手だった）

（小野アマはしばらく考え込んでから△５二歩と打った）

（午後の戦いが始まった）

（康太）

マイナビ女子オープン本戦では明治記念館「菓乃実の杜」のお菓子が対局者に提供されています。本日のおやつは「福サブレ」と「フィナンシェ」です。福サブレは芳醇な発酵バターを使い、上品な塩気を効かせさっくりと優しく焼き上げた塩サブレ。フィナンシェは風味豊かなメープルと、アーモンドの味わいが調和した、上質な一品です。