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本局の対局室は水無瀬の間が使われています。里見咲女流初段の振り歩先で行われた振り駒の結果、歩が４枚出て、里見女流初段の先手に決まりました。
（対局開始前、駒を磨く奨励会員）
（先に入室したのは西山朋佳奨励会三段）
（数分後に、里見咲紀女流初段も入室）
（武蔵）
両者がそろうと、すぐに駒が並べ始められました。
（中央に王将を据える里見女流初段）
（西山奨励会三段は淡々と駒を並べる）
（手早く駒が並べられた）
（武蔵）
定刻の10時になり、対局が始まりました。
（対局開始の一礼）
（里見女流初段は、一礼したあとすぐに▲７六歩を着手）
（対する西山奨励会三段は、すぐに△３四歩と返した）
（武蔵）
対局開始から40分ほど経過しました。戦型は先手が向かい飛車、後手が三間飛車の相振り飛車となっており、両者の得意形です。
（武蔵）
里見女流初段のマイナビ女子オープン成績は５勝３敗（0.625）。今期が初の本戦入りとなっています。今期は予選で船戸陽子女流二段、小高佐季子女流３級に、本戦では１回戦で長谷川優貴女流二段に勝ち、本局に駒を進めました。
西山奨励会三段のマイナビ女子オープン成績は12勝６敗（0.667）。第９期では挑戦者決定戦まで勝ち進みましたが、惜しくも室谷由紀女流二段に敗れました。今期は本戦からの出場。１回戦で竹部さゆり女流三段を破って、本局を迎えています。
（武蔵）