上図は昼食休憩明けに△８六歩と突き出した局面。対して▲８六同歩は先手の飛車の横利きが止まるため、△９五歩の端攻めが有効になります。実戦は△８六歩以下▲同角△９三桂▲５五歩△同角▲６五歩△８五桂（下図）と進み、後手が桂交換に持ち込みました。

（玉響）

インタビューに答える岩根女流三段

以上で本局の中継を終了します。ご観戦いただきまして、ありがとうございました。

（康太）

終局直後の岩根女流三段。


同じく小野アマ。

中盤からペースをにぎり、攻め続けた岩根女流三段。

岩根女流三段の壁は厚かったか、それでも見事な活躍を見せた小野アマ。
（康太）

図の局面で小野アマが投了しました。終局時刻は15時16分。消費時間は、▲岩根２時間52分、△小野アマ１時間42分。
勝った岩根女流三段は、次戦で伊藤沙恵女流二段と対戦します。

（紋蛇）

苦しい小野アマは△３一香～△４四桂と反撃の準備を整えていきましたが、この▲７四歩が強烈なようです。局面は岩根女流三段が勝ちに近づいていると見られています。

（康太）