第11期マイナビ女子オープンは本戦準々決勝が行われています。１月８日（月）は、準々決勝最後の一戦である、岩根忍女流三段－小野ゆかりアマの対局を中継します。
対局は東京・将棋会館「高雄」で行われ、10時開始。持ち時間は各３時間（チェスクロック使用）、使いきると60秒未満での着手。先後は振り駒で決定します。
インターネット中継の棋譜コメントは紋蛇、ブログは康太がそれぞれ担当します。よろしくお願いします。
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（康太）
定刻の10時。両者が一礼して対局が開始される。
先手番は岩根女流三段。開始後一呼吸置き、▲７六歩を着手。
後手番は小野アマ。あまり時間をかけず、△３四歩を着手。
（康太）
時刻は９時45分。先に入室したのは小野アマ。
岩根女流三段もそれから間もなく入室。
上座の岩根女流三段が駒箱を開ける。
駒を並べる岩根女流三段。
同じく小野アマ。
振り駒の結果は岩根女流三段の先手番に決定。
対局開始の号令を待つ両者。
（康太）
先手は２歩を手持ちに軽い形。形勢はともかく、主導権は握ったといえそうです。
それから約10分後の局面。先手は右銀を前線に繰り出し、後手は２筋の歩を交換しました。後手の飛車が美濃囲いの急所の２筋に直通したことで、先手も慎重に進めなければならなくなったでしょうか。
（康太）