（金の頭に歩を打った局面で昼食休憩）

（礒谷女流初段の玉将。薫斎書）

（里見女流四冠の王将。静山師作）

（昼食休憩時の芙蓉の間）

（飛龍）

図の局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲礒谷１時間３分、△里見55分。昼食時の注文は里見女流四冠がきつねうどん（やまがそば）、礒谷女流初段が五目やきそば（みんみん）。対局は12時40分に再開されます。


（里見女流四冠の昼食）

（礒谷女流初段の昼食。撮影はいずれも飛龍）

（潤）

礒谷女流初段は16分の考慮で金取りに歩を打ちました。棋士室では代えて▲３四歩から▲２五桂と力をためるような順が挙がっていましたが、より直接的に攻めていきます。消費時間は▲礒谷１時間３分、△里見37分。

（里見女流四冠は相手の攻めの面倒を見る展開になった）

（飛龍）

指し手のペースもさることながら、盤上も午前中から駒がぶつかる展開になっています。まずは35手目▲４五桂で角に当てると、△２二角▲２四歩△同歩▲同飛△３三桂▲同桂成△同角で桂を交換。

さらに少し進み、△５四桂で銀の両取りがかかりました。


下図は11時頃の局面。駒割りは▲桂△銀で後手の駒得ですが、礒谷女流初段は桂を２枚手持ちにして端に手をつけます。消費時間は▲礒谷38分、△里見19分。



（礒谷女流初段は元気よく攻めていく）

（飛龍）

（９時43分、礒谷女流初段が先に入室。記録係は山口絵美菜女流１級）

（下座を確認して身を落ち着ける）


（里見女流四冠は９時49分の入室）

（里見女流四冠が盤上に駒を散らし、対局準備を始める）

（飛龍）