（本日の対局を迎えるにあたって問われると）「あまり気負わず行こうと思いました」
（初タイトル獲得について問われると）「まだ実感がないです・・・」と絞りだすように
応えた新女王の甲斐

「二転三転していたと思うので、勝ちもあったと思います。第１局目～第３局目まで
いけそうかなと思える局面からリードを保てなかった。結果は残念ですが、一生懸
命やった結果ですので、それはそれで仕方がないです」と淡々と話した矢内

多くの女流棋士が見つめる中、感想戦が行われた

（吟）

181手、形勢が二転三転する大熱戦を甲斐が制し、３連勝で新女王の座に就いた。
この勝利でタイトル１期で女流三段の規定で女流三段への昇段も決めた。

（吟）

熱気あふれる検討風景。室温も急上昇

（吟）

▲３六金と歩を払ったが、これは△４七銀と絡みつく手が間にあって、
またしても優劣不明の戦いとなった。めまぐるしく形勢が入れ替わる
展開となっている

（吟）

先手の駒がだいぶ後手陣に迫ってきた。
「う～ん。この先手の攻めを振りほどくの
は相当たいへんですね」と宮田五段

（吟）