[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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力のこもった攻防が続いています。上田女流四段は穴熊の堅さを維持しながら、盤上の角を起点に攻めをうかがいました。ただ、やや攻めに回せる戦力が不足気味な点が気になるところ。甲斐女流五段が駒得でリードにつなげられそうですが、玉の堅さが大差なので慎重に進める必要があります。
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6筋制圧を狙った甲斐女流五段に対し、上田女流四段は▲6七歩(79手目)と飛車を逃げない強気の対応に出ました。飛車を取られても手駒を増やして反撃しようという、穴熊の堅さを生かした方針です。甲斐女流五段は△6六金▲同角△2八飛と飛車を取って打ち込みますが、玉の薄さが懸念材料。しばらくは穴熊流の猛攻をしのぐ必要がありそうです。

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将棋会館の向かいには鳩森八幡神社があります。境内の将棋堂では新年に祈願祭が行われる、将棋会館と縁のある神社です。手水舎は色とりどりの花を浮かべた「花手水」になっていました。



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将棋会館の1階には販売コーナーがあり、盤駒などの棋具、書籍、グッズを販売しています。書棚にはマイナビ出版から出ている戦術書も。扇子を見ると西山朋佳女王の「果断」、甲斐女流五段の師匠である中原誠十六世名人の「曲則全」がありました。





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昼食休憩明けから戦いが激化し、玉頭戦が展開されています。玉頭戦は厚みが命。数で押しつぶすことができれば形勢に直結します。現状は大駒を含めた戦力が集結した穴熊が堅く、また後手玉の頭上に築いた拠点も大きく、上田女流四段がペースを握っていると見ていいでしょう。甲斐女流五段は△4八歩成(70手目)の軽手で揺さぶりをかけましたが、手抜いて後手陣の本丸に迫る順があれば考えたいところです。

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