(終局後は両者にインタビューが行われた)
【西山女王の談話】
――前例が少ない将棋だったと思いますが、どのような方針で進めていこうとお考えでしたか。
西山 早々に香交換になって、それをどこで使うかが勝負どころになるかなと思いました。
――△4五香(44手目)の局面は。
西山 苦しいかなと。壁銀を作った手がよくなりづらい配置かなと思っていたので、この辺りは苦心していました。
――形勢がよくなったと思われたところは。
西山 飛車の入手が確実(77手目)になったところです。
――第3局は藤沢市「時宗総本山 遊行寺」で行われます。
西山 前回も大変お世話になった遊行寺さんにまた行かせていただけるということで、それに見合った将棋をお見せできるように頑張りたいと思います。
【里見女流四冠の談話】
――△1五歩(34手目)から香交換した辺りは。
里見 居玉ではあるんですけど、香交換できたので、作戦的にはまずまずかなと思っていました。
――苦しくなったと感じたのは。
里見 こちらの玉が薄いので、すごい気をつかう気を遣う将棋だったと思います。
――第3局に向けて。
里見 気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。
(玉響)
常磐ホテルの庭園を散策してきました。
【常磐ホテル|日本庭園】
https://tokiwa-hotel.co.jp/garden.html
(作家の山口瞳氏が愛した花梨(かりん)の木。氏は将棋愛好家としても知られた。実が熟すのは10月~11月あたりで、いまはちょうど開花時期)
(花梨には「唯一の恋」、「豊麗」といった花言葉がある)
(ホテル内にも「花梨」というラウンジがある)
(作家、井伏鱒二氏ゆかりの欅)
(高松宮お手植えの栗)
(湯権現社。ホテルの温泉を守護する神様をお祀りしているとのこと)
(大灯篭)
(玉響)