[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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加藤「序盤はこちらの駒組みが窮屈で模様が悪かったです。ただ、さばかれたところはもう少し丁寧に指せれば何かありそうと思っていた。本譜はまずかったと思いながら指していました。最後は詰みだと思って、詰ましにいきましたが、詰んでいなかったと思います。読み切れていませんでした。△1一玉で(▲3二馬なら)あちらが詰みと思ったのですが……詰まないですよね。読み切れていなかったんです。
(シリーズを通して)第3局は内容がよくなく、シリーズ通しても内容はよくなかったが、第1局と第2局で勝てたのは幸運でした。本局も負けていてもおかしくない内容でした。でも、どの対局も熱戦だったのではないかと思います。課題はたくさん見つかりました」

上田「ずっと難しいと思っていたんですよ。昼食休憩の前の△6五桂が意外でした。ゆっくりした戦いにしたかったので、もう少しできたかなと思いました。戦いが始まってからは難しかった。ちょこちょこ間違えた気がします。△4四香のところで何かあるかと思ったが見つからなかったですね。
△5五馬の局面は▲2五歩も考えたんですけど…勝ってなさそうな感じがしました。勝ちがあるんじゃないかと思った局面でしたが、見つからなかったですね。
(シリーズを通して)指しやすいと思った局面も何カ所かありましたが、それを勝ちきれない将棋が多かったので仕方ないかと思います」

(銀杏)

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(加藤女王は98手目△5七竜に▲4七金の変化の詰みを読み切れていたわけではなかったという。野月七段に手順を示されると、思わず天をあおいだ。最後までギリギリの勝負だった)
(銀杏)

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加藤桃子女王に上田初美女流三段が挑戦する第8期マイナビ女子オープン第4局は、17時9分に106手で加藤女王の勝ちとなりました。消費時間はともに3時間(チェスクロック使用)。この結果、五番勝負は加藤女王の3勝1敗で防衛が決まりました。

(銀杏)

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89手目▲3二馬まで進みました。後手玉は受けがありません。先手玉が詰むかどうかの勝負です。△3七馬が▲同玉なら△3九竜▲3八銀△4五桂の筋を見た王手です。実戦は▲3七同金△1九銀▲3八玉△4六桂打(第2図)と進みました。後手の攻めもかなりの迫力です。検討が進むにつれて「先手玉は詰んでいるのではないか」の声が上がりました。「すごい将棋だ」とも。(銀杏)

 

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81手目▲4一馬の局面。一見後手の受けが難しそうですが、△4七香成が馬の利きを自陣に通して攻防です。先手が勝ちそうとみて検討していますが、後手にも手段が多いためはっきりした結論が出ていません。

(検討に熱が入る)
(銀杏)