[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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一時は西山女王が押し切るかという雰囲気が漂っていましたが、甲斐女流五段が踏みとどまりました。先手玉は無防備な9筋が破られると受けがない状況でしたが、▲9六歩(101手目)と桂を支えてバリケードを築いてみると容易ではありません。金銀が入ると後手玉に▲8二銀△7二玉▲7一金の詰みがあるのも不安要素です。甲斐女流五段は持ち時間を使いきって秒読みに入っていますが、中村太八段は「いい頑張り」とうなずいています。
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甲斐女流五段の玉を孤立させることに成功して、西山女王がリードを奪いました。上下から王手がかかるところで△8九飛(90手目)と飛車から打つのが大事な一手で、先に△8五香と打つのは▲8六歩△8九飛のときに▲7八玉と引かれて詰めろ飛車取りになってしまいます。後手玉は詰めろがかかっていることに気をつけなければいけません。図で▲7八玉なら△8四飛成と香を抜いて後手よし、▲8八歩なら△8五香が厳しくなります。甲斐女流五段は中央の金銀4枚が受けに働かず、苦しい状況です。
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いよいよ本格的な戦いが始まりました。金銀がにらみ合っている中央は互いに突破が難しく、手薄な端に目をつけています。西山女王が9筋に手をつけたところで▲9五桂(75手目)はなかなか見ない犠打。以下△同香▲8七桂△9七歩成▲9五桂△7三玉▲9七香△8五桂▲8八香と進んでいます。甲斐女流五段が桂を捨てたのはスピードアップのためでした。

桂が飛び交い、9筋と8筋の制空権を巡る攻防が続きます。中村太八段は「△9七桂成▲8四香に△8七角と打つか、単に△5二銀か△5四銀と受けるか。どちらでも後手が少し指せそうな感じがします」と見解を語りました。
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14時からは大盤解説会の会場でつるの剛士さんのふじさわ観光親善大使委嘱式が執り行われました。藤沢市の鈴木恒夫市長から委嘱状が授与され、湯浅裕一・公益社団法人藤沢市観光協会会長からは名刺と花束が贈呈されました。
つるのさんはふじさわ観光親善大使を務め、伊藤かりんさんと同じく将棋親善大使でもあります。つるのさんとかりんさんは戸辺七段が将棋を指導してきた「同門」の間柄。誕生日も同じ5月26日ということで、サプライズでバースデーケーキが用意され、会場全体で誕生日を祝福しました。






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13時から藤嶺学園藤沢中学校・高等学校の体育館で大盤解説会が始まりました。解説は中村太八段と戸辺七段、ゲストにつるの剛士さんと伊藤かりんさんが出演します。大盤解説会の模様は日本将棋連盟公式YouTubeチャンネルでも配信しています。

【第16期マイナビ女子オープン五番勝負第3局大盤解説会】
https://www.youtube.com/watch?v=tk9X4wnyWxs




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