[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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対局再開時、西山女王はアイスカフェラテと「江の島サイダー」を注文しています。「江の島サイダー」はラベルに描かれた「エノカメ」が可愛らしい、レモン果汁の香りがさわやかなサイダー。西山女王はさっそく対局室で喉を潤していました。

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昼食休憩中、甲斐女流五段が早めに対局室に戻り、しばらくして西山女王も戻りました。再開が近づき、西山女王は注文した飲み物が届くと、ビンを開け、グラスに注いで一口飲みます。ほどなく13時になって記録係の内山女流初段が再開を告げると、西山女王の手が伸びます。甲斐女流五段は鋭い視線を盤上に向けていました。






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12時、西山女王が約7分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲甲斐女流五段47分、△西山女王1時間11分。昼食は両者とも「朧」会席。本局に使われている駒は大竹竹風作、菱湖書の盛上駒です。対局は13時に再開されます。





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対局場の「時宗総本山 遊行寺(ゆぎょうじ)」は、正式な寺名を藤澤山無量光院清浄光寺(とうたくさんむりょうこういんしょうじょうこうじ)といい、時宗の開祖である一遍上人から数えて四代目の呑海上人が正中2年(1325年)に開山しました。藤沢市の中心部は近世初期に置かれた東海道の宿場を起源に発展し、この清浄光院の門前町としても栄えてきた歴史があります。歴代の遊行上人が引退後の住まいとしたことから、遊行寺と呼ばれ親しまれてきました。マイナビ女子オープンの開催は3期連続3回目になります。
入り口にある冠木門の総門を抜けて続く石段は、阿弥陀の四十八願になぞらえて四十八段の「いろは坂」と呼ばれます。石段を登ると樹齢数百年という大イチョウがあり、左手には安政6年(1859年)建立の境内で最も古い建造物となる中雀門、正面には一遍上人像の向こうに本堂が見えてきます。







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戦型は先手の甲斐女流五段が居飛車、後手の西山女王が角道を止める三間飛車で対抗形に進みました。甲斐女流五段は▲4六歩(17手目)と突き、以下△4二飛▲3六歩△7二玉▲4五歩と速攻。穏やかに組むなら▲9六歩と端を受けるところですが、そうした手を省略してスピードを優先した超攻撃的な作戦です。

部分的には超急戦として昔からある筋ですが、端歩を省略した効果がどう出るか興味深いところです。甲斐女流五段の積極策が実を結ぶのか、西山女王がうまく切り返すのか。早くも面白い展開になっています。
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