優位に立った加藤桃女流三段ですが、一気に先手陣に攻め込むことはしません。△３五歩と打ち、次の△２四歩の捕獲を見せて焦らせています。先手は忙しくなってきましたが、暴れる手段は相当に難しそうです。加藤桃女流三段は堅実な手を積み重ねてゴールに近づいています。

（康太）

16時頃、加藤桃女流三段が桂得を果たしました。△７七桂の強烈な打ち込みも残っており、後手がはっきり優勢になりました。清水女流六段は苦戦に加えて一分将棋に突入しており、時間の面でもつらい展開です。

（加藤桃女流三段はこのまま押し切れるか）

（康太）

15時過ぎ、３月にマイナビ社より発売される将棋書籍が控室に運ばれました。

（渡辺明三冠が表紙の将棋世界はすでに店頭に並んでいるが、ほかの４冊も間もなく発売される）

（康太）

14時30分を回り、戦いが始まりました。加藤桃女流三段は７筋の桂頭を攻めていき、清水女流六段は６五に桂を跳ね出します。しかし６五桂が目標になるので、控室では先手が苦しくなったと見られています。実際、図で平凡に△６四歩と突かれると後手の桂得は確定していそうです。

（清水女流六段は苦戦を跳ね返せるか）

（康太）

（将棋会館から徒歩１分の場所にある鳩森八幡神社。毎年大勢の参拝客が訪れる）


（鳩森八幡神社から徒歩２分ほどのところにある鳩やぐら。昼食、夕食をここに頼む棋士は多く、本日加藤桃女流三段も昼食を注文した）

（将棋会館はコロナウイルスの影響を受け、臨時休館中）

（康太）