後手が先手の先制パンチをしのぎ、局面が少し落ち着きました。こうなると気になるのが金銀を動かした回数です。先手は１回、後手は６回。後手の駒組みのほうが進んでいます。後手がここから盛り返してきそうな雰囲気があります。


（加藤女流三段は女王４期の実績を持つ）

（牛蒡）

（手番は磯谷アマ。前傾姿勢が深い）

（加藤女流三段）





（再開後の一手は▲２三歩だった。相手の駒を押し込む手だ）


（牛蒡）

（右が加藤女流三段の席）

（磯谷アマがうまく戦機をとらえただろうか）

（牛蒡）

図の局面で磯谷アマが17分使って昼食休憩に入りました。休憩時間は12時から40分間。消費時間は▲磯谷アマ１時間12分、△加藤46分（持ち時間は各３時間）。磯谷アマの出前注文は「玉子雑炊」（鳩やぐら）、加藤女流三段は「赤魚の煮つけ弁当、ごはん大盛り」（鳩やぐら）。




（写真はごはん普通）

（牛蒡）

図の局面は７四の銀取りがかかっています。後手にとって味のいい受けは難しそうです。（１）△７三歩は無難ですが、自分だけ歩を打つのは悔しい展開です。（２）△８四飛は▲７五歩、（３）△７二飛は▲５五角、（４）△７五銀は▲２五飛（銀取りと▲２四歩の両狙い）で困ります。


（加藤女流三段）

（牛蒡）