三浦の矢倉研究 脇システム編|将棋情報局

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講座 矢倉

三浦の矢倉研究 脇システム編

発売日:2014-05-23

販売元:マイナビ出版

判型:四六判

ページ数:224ページ

難易度:中級~有段

ISBN:978-4-8399-5194-8

将棋界一の研究家として知られる三浦弘行九段による待望の戦術書が完成!



「私も自分の土俵で戦える戦法を持ちたいと思い、脇システムに着目したのが研究する原点である」(まえがきより)

本書は三浦九段が得意戦法である脇システムについて、その研究を惜しみなく披露したものです。脇システムは矢倉戦で角が向かい合う先後同形から斬り合う、巌流島の決戦のような将棋です。スペシャリストだけの世界のように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、三浦九段は脇システムこそアマチュアの方が使いやすい戦法だといいます。

まず、駒組みが簡単なこと。そして自分が目指せば高い確率で誘導できること。そして何より、知識の差がそのまま勝敗に直結すること。

本書には相矢倉の基礎知識から始まり、脇システムの戦い方、さらに三浦九段の実戦解説を収録。この一冊で脇システムの知識については確実に棋友に差をつけることができます。



本書をマスターして、矢倉戦での後手の常套手段△6四角に対して、堂々と▲4六角とぶつけてください。そこからはもう、あなたの土俵になるはずです。

著者プロフィール

  • 三浦弘行

    三浦弘行(みうら・ひろゆき)

    1974 年2月13日生まれ 群馬県出身

    1987年 6級で西村一義九段門

    1989年 初段

    1992年10月1日 四段

    2001年4月1日 八段

    2013年8月16日 九段

    将棋界きっての研究家として知られ、広い局面より狭くて深い局面「局地戦」で強さを発揮する棋風。1995年、第66期棋聖戦でタイトル初挑戦。0-3で敗れるも翌第67期棋聖戦で連続挑戦。当時七冠を独占していた羽生を3-2で破り初タイトル獲得。1998年、第29期新人王戦優勝。2002年、第52回NHK杯戦優勝。2010年、第68期名人戦挑戦。

    タイトル戦登場5回、獲得は棋聖1期。棋戦優勝2回。竜王戦は1組通算8期、順位戦はA級連続14期。

    将棋大賞は第24回(1996年度)殊勲賞、第28回(2000年度)升田幸三賞(ミレニアム囲い)。

    著書に「鉄壁!トーチカ戦法」(日本将棋連盟)、「三浦流右四間の極意」(マイナビ)がある。

販売元:マイナビ出版
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