将棋・棋士の素顔――知られざる千駄ヶ谷の魔境
- 青野照市(著者)
発売日:2022-06-28
販売元:マイナビ出版
判型:新書判
ページ数:296ページ
難易度:入門・初級
ISBN:978-4-8399-8061-0
大山康晴から藤井聡太まで、勝負師たちのエピソード
「私より弱い人の記録係はやりたくありません」
当時はまだ奨励会員だった、芹沢博文九段の言葉です。今では考えられない話ですが、昭和の時代にはこういった個性的な棋士がたくさんいました。
本書は青野照市九段が大山時代から現代まで、棋士や将棋界のことについて語った本です。
現在、五冠となった藤井聡太竜王の話にはじまり、心に残る先輩棋士の話や、将棋界を支える棋戦の話などを詳しく紹介しています。
ぜひ本書を通して、「魔境」の奥をのぞいてください。
目次
将棋・棋士の素顔――知られざる千駄ヶ谷の魔境
第1章 時代を飾る棋士の素顔
第2章 将棋界のエピソード
第3章 将棋界を支える棋戦の数々
第4章 棋士人生あれこれ
著者プロフィール
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青野照市(著者)
青野照市(あおの・てるいち)
1953年1月31日生まれ。静岡県焼津市出身。
1968年、4級で奨励会入会。(故)廣津久雄九段門下。
1974年4月1日四段。1994年8月5日、九段。
本格的居飛車党で、急戦を得意とする。
考案した対四間飛車の「鷺宮定跡」や横歩取りの「青野流」は升田幸三賞を受賞した。
1974年度、第5回新人王戦で棋戦初優勝。1989年度、第37期王座戦でタイトル初挑戦。
棋戦優勝は合計3回。
将棋大賞は勝率1位賞、新人賞、連勝賞、升田幸三賞(2回)。
日本将棋連盟の理事を長年務める。
国際交流基金設立20周年記念感謝状、しずおか大賞、外務大臣表彰など、表彰多数。
著書は「鷺宮定跡」(マイナビ出版)「観る将もわかる将棋用語ガイド」「最新棒銀戦法」(創元社)など多数
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