時空棋士|将棋情報局

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時空棋士

発売日:2020-01-28

販売元:マイナビ出版

判型:四六判

ページ数:328ページ

難易度:入門・初級

ISBN:978-4-8399-7140-3

令和~幕末 時空を超えた将棋対局

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将棋のプロ棋士を目指し、棋士養成機関である奨励会で戦いを続けている天才少年・中島遼平(15歳)。しかし、今期の奨励会三段リーグは4戦した時点で1勝3敗と苦しい星となった。落ち込んでベッドに倒れ込んでいると、幕末の江戸へタイムスリップしてしまう。

煮売茶屋で働きながら、賭け将棋に命を張る浪人や、将棋家元の元内弟子で三間飛車を得意とする盲目の棋士と対戦。
そしてついに、幕末の天才棋士と謳われた天野留次郎(後の天野宗歩)と対戦する日が訪れる―。

令和の天才少年と江戸の伝説の棋士、時空を超えた対局で彼らが得たものとは?

著者プロフィール

  • 新井政彦(著者)

    1950年生まれ。埼玉県出身。中央大学文学部卒業。
    学習塾経営の傍ら、35歳のとき小説を書き始める。
    1999年『CATT―託されたメッセージ』で第16回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受
    賞。
    2000年『ネバーランドの柩』で第17回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞。
    2005年『ユグノーの呪い』で第8回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞しデビュー。
    『ノアの徴』、『硝子の記憶』、『手紙』(いずれも光文社)を上梓している。
    筆者からの一言……将棋は学生時代に夢中なった。最近は「観る将」だったが、ある日突然「将棋小説が書きたい」と思った。そして生まれたのが『時空棋士』である。