現地に到着後、両対局者は地元の安積国造(あさかくにつこ)神社を訪問しました。
古来、郡山の総鎮守として尊崇されており、その紀元は政務天皇5年(西暦135年)にまでさかのぼるとされる、大変由緒のある神社です。
また、幕末に安積国造神社の第55代宮司の三男に生まれた朱子学者の安積艮斎(あさかごんざい)は、二本松藩校の教授を経て、幕府の昌平坂学問所教授に就任した偉人。小栗上野介や吉田松陰、高杉晋作、岩崎弥太郎など、2000人を超える門人を多数輩出しています。
両対局者は、安積国造神社の会館に設けられた安積艮斎記念館を訪問し、門人帳などの資料見学しました。
左から土井祥康・マイナビ執行役員社長室長、挑戦者:室谷由紀女流二段、立会人・中村修九段、加藤桃子女王、滝口直樹・マイナビ出版 代表取締役社長、飯野愛女流1級。
対局の成功を祈願した。
(八雲)