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第14期 >> 挑戦者決定戦

終局直後

2021.03.15

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(感想戦の前にインタビューが行われた)


【伊藤女流三段の談話】
――▲2五歩(35手目)に△4六歩と突いたところは。
「2筋が狭くなりますし、あまりうまくいってないと思っていました」
――昼食休憩明け、△3五歩(54手目)と突いたあたりは。
「それ以外の手が難しいので、△3五歩は仕方ないかなと」
――△4七角(60手目)と打ったあたりは。
「互角ぐらいはあるんじゃないかと。守りの金が離れて、先手もそんなに強い戦いができなくなりましたので」
――優勢になったと思った局面は。
「△8九飛成(80手目)と桂を取れたあたりです」
――本棋戦でタイトル初挑戦とりました。番勝負で西山さんと対戦するのも初めてですが、西山さんの印象は。
「力強い振り飛車党という印象で、劣勢の将棋でも逆転の将棋が多いイメージです。
――五番勝負への意気込みをお聞かせください。
「久しぶりのタイトル戦なので、まず精一杯指すことがいちばんだと思っています。西山さんとの番勝負は大変だと思いますので、そういったところも楽しめたらいいかなと思います」


【塚田女流初段の談話】
――▲2五歩(35手目)と継ぎ歩したあたりは。
「積極的に仕掛けましたが、成立しているか分かりませんでした。本譜は飛車の利きをそらすことができましたが、具体的にどう指していいか分からず、そこで悪手を指してしまったかなと」
――その悪手といいますと。
「▲6一角(51手目)~▲4五歩がよくなかったと思います。▲6一角と打たずに、▲4五桂と跳ねるべきだったかもしれません」

(玉響)