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準決勝を勝ち上がったのは、清水女流六段と長谷川女流初段。女流棋士の第一人者に期待の新鋭が挑む一番になった。この両者で争われる挑戦者決定戦は、２月２日（木）に東京・将棋会館で行われる。
（文）
―― 一局を振り返っていただいて、いかがだったでしょうか。
清水 主導権をにぎれる展開になったんですが、仕掛けの辺りで少し誤算があって。動きすぎだったかなと。
―― 勝ちを意識したところというと。
清水 ▲７三金と縛れたところでようやく、という感じですね。
―― これで挑戦者決定戦進出です。相手は長谷川女流初段ですが。
清水 終わったばかりなのでなんとも言えないのですが、初めての相手なので楽しみですし、マイナビの挑戦者決定戦は初めてなので、新鮮な気持ちで臨みたいと思います。
―― 一局を振り返っていただいて、いかがだったでしょうか。
里見 飛車を打ち合った辺りは自信があったんですけど......。そのあとでちょっとおかしくしたかもしれないですね。
（文）
137手目▲８三角に里見女流三冠が投了。清水女流六段が挑戦者決定戦に進出を決めた。先手玉に詰みはなく後手玉は受けが利かないため投了となった。終局は17時42分、消費時間はともに３時間。
（吟）