第18期マイナビ女子オープン（主催・マイナビ）は、本戦トーナメントが進行中。９月５日（木）は大島綾華女流二段－宮澤紗希女流１級戦を中継いたします。対局は東京・将棋会館で行われます。持ち時間は各３時間（チェスクロック方式）。切れたら１手60秒の秒読み。先後は振り駒で決められます。
本局の中継は棋譜コメントを牛蒡、ブログを独楽が担当いたします。よろしくお願いいたします。

【本局の棋譜】
https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/result/18/mynavi202409050101.html


（朝の東京・将棋会館）

（独楽）

対局は定刻の10時に開始されました。先手は大島女流二段です。

（先手の大島女流二段）

（後手の宮澤女流１級）

（対局は歩月で行われる）

（独楽）

戦型は角換わり腰掛け銀。10時25分頃、後手の宮澤女流１級が図のように△６五歩と仕掛けました。前例は３局あり、先手が２勝、後手が１勝の局面です。▲６五同歩△同銀▲６九飛まではどの前例も同じで、そこで△６八歩と△４四銀に分岐します。


（朝の大島女流二段）

（宮澤女流１級）


（独楽）

１時間で50手を超えるハイペースの進行でしたが、ここ数手で落ち着いてきています。そろそろ前例から離れる手段も考えながら指しているところでしょうか。前例は△９五歩▲同歩△４四歩という複雑な手順で後手が手を渡して、先手は▲５八銀から飛車交換を挑んでいました。


（独楽）

12時、この局面で大島女流二段が15分使って昼食休憩に入りました。▲大島57分、△宮澤１時間１分。昼食注文は大島女流二段が「チキン南蛮弁当（少なめ）」（鳩やぐら）、宮澤女流１級が「バターチキンカレー」（rico curry）です。対局は12時40分から再開されます。

（独楽）