図の局面で昼食休憩に入りました。井道女流初段は57手目にかなりの時間を投入しています。消費時間は▲井道１時間15分、△山根53分（持ち時間、各３時間）。対局は13時に再開します。


（休憩中の対局室）

（牛蒡）

（牛蒡）

（12時55分、山根女流１級は前傾姿勢で考えていた）

（再開数分前に井道女流初段が席に戻る）

（井道女流初段）

（山根女流１級）

（厳しい表情で盤をにらむ）

（読みを確認するように天をあおぐ）

（牛蒡）

対局再開から▲９三歩△同香▲８五桂△４六歩▲同歩△８四銀▲６五歩（図）と進みました。９筋から仕掛けて後手の銀を８筋に誘い、薄くなった６筋に猛攻をかける。棋理にそった攻めです。先手は穴熊ということもあり、多少強引でも攻めがつながればよくなります。先手が指しやすい局面といえるでしょう。


（再開の一手は▲９三歩だった）

（牛蒡）

（朝方の雨はあがり、冷たい空気が千駄ヶ谷の街をつつむ）

（牛蒡）