[将棋]マイナビ女子オープンブログカテゴリー一覧|将棋情報局

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加藤桃子奨励会1級の「玉将」。底面には「錦旗」という2文字が入っており、これは本局で使用している駒の書体を表しています。



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こちらは里見香奈女王の「王将」。底面には作者の名前である「児玉龍兒」の文字があります。


一般的に将棋の駒は「玉将」と「王将」が1枚ずつあり、上位者(本局の場合はタイトル保持者)が王将を持つことが礼儀とされています。


(夏芽)

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関西将棋会館の最寄り駅でもあるJR環状線「福島駅」。改札を出てすぐの高架下には、昨年の秋から「七福神」のイラストが描かれています。


横断歩道をはさんで東側には寿老人、毘沙門天、弁財天、布袋。西側には大黒天、恵比寿、福禄寿、そして福島区花の「野田藤」です。


普段、陽の当たらない高架下を縁起の良い七福神で彩ることで、なんとなく明るくなった印象を受けます。末広がりの「八」本の柱に、福島を七福神の【福】を掛けて「福島を福福でいっぱいに」、「福島を訪れる方々に福が訪れるように」との思いが込められているそうです。



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(夏芽)

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13時30分より、関西将棋会館4階の「多目的ルーム」で大盤解説会が始まりました。解説は久保九段、聞き手は長谷川女流二段です。



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里見女王と同じ、振り飛車を得意とする久保利明九段。その巧みな駒使いは「さばきのアーティスト」とも呼ばれています。本局、里見女王の作戦「石田流」は久保九段も得意としており、会場の人たちも専門家の解説を真剣に聞き入っています。



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聞き手を務める長谷川優貴女流二段。2年前の第5期マイナビ女子オープンでは、プロデビュー1年目でタイトル挑戦まで勝ち上がる活躍を見せました。


(夏芽)

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本局の勝敗結果、レポートは『週刊将棋』5月14日号で、そして池田将之さんによる観戦記は5月21日号で掲載されます。是非ご購入ください。



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(今日現在の最新号(5月7日号)では、関浩六段による第7期マイナビ女子オープン第3局の観戦記が掲載されています)


(夏芽)

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昼食休憩明けの▲6六角から中盤戦に突入しました。里見女王は、相手に駒組みの余裕を与えず、積極的に仕掛けていきます。対する加藤奨励会1級は△5一角と守りに角を使い、相手の攻めをしっかりと受け止める方針です。


56手目△1六歩の局面で控室の谷川浩司九段に見解を聞きました。



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「後手の主張は1筋の反発だけですからね。7三の銀と6一の金はどうしようもありません。ただ、先手も忙しいといえば忙しい局面です。△1七歩成とと金を作られたときに▲同香と払える形を作っておきたいのですが、先手陣も堅いように見えて3七の桂を跳ねると途端に嫌な形になります。▲2五桂もどうか、というところです」



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(夏芽)