第18期名人推戴状。歴史を感じさせてくれる

朝の雨はやんだが、どんよりとした空模様である

控え室での検討風景、菅井四段－里見女流名人・倉敷藤花。
当然ながら里見が振り飛車を持って検討している

（吟）

昨日の検分で矢内女王がなにやら覗きこんでいるが・・・

矢内女王が見ていたものは、棋聖内藤國雄と署名された桐蓋

盤の裏には名人・大山康晴の署名が。本局に使用されている
盤は1974年、第24期前期棋聖戦で棋聖・内藤國雄－挑戦者・
大山康晴戦で使用されたもの。

（吟）

真剣な表情で検討を行う里見女流名人・倉敷藤花

ときおり山崎七段の手が伸びてくる。「イナズマはこうなんじゃないの！」

控え室にある天井カメラからのモニター

じっとモニターを見つめる、立会人の有吉九段

（吟）

△２四歩と甲斐が突いた局面で昼食休憩となった。
昼食休憩の△２四歩まで。
「もはや▲同歩と取る感じの局面ではない気がします。
やはり狙いの▲５三歩成～▲４二角が有力に思います。
そこで△４四金や△５四歩とするということでしょうか。」
とチャット解説の中村太地四段
昼食休憩までの消費時間は▲矢内１時間24分、△甲斐１時間33分。
休憩は12時30分から13時25分まで。
13時25分には公開対局場へ入場し、13時30分に対局が再開される。

両対局者の昼食は幕の内弁当。白い御飯ではなく地元のちらし寿司が入ったもの。

（吟）

日本将棋連盟・西川慶二理事より開会のご挨拶

ステージに登壇した有吉九段、山崎七段、里見女流名人・倉敷藤花、
記録係の福間貴斗二段

昼食休憩までの指し手を並べかえす両対局者
予定より10分ほど遅れて対局が再開された

（吟）