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陣屋のフロントや廊下にさまざまな色紙やこれまでに行われたタイトル戦のパネルが展示されています。陣屋だけでなく、将棋界や囲碁界の歴史を物語っています。




(左から囲碁の呉清源九段、大山康晴十五世名人、木村義雄十四世名人)

(広瀬八段の対局写真)

(昨日の夕食会や対局開始に立ち会った谷川浩司九段の写真も)

(銀杏)

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駒得した室谷女流二段は自陣に駒を打ちつけて鉄壁の美濃囲いを築きました。図は加藤女王が△7一香と竜の取り合いをもくろんだところ。実戦は▲8二成桂△7四香▲5二歩成△3三銀▲7二飛△1五歩と進みました。後手は7四香を使うのは難しいため先手よりも効率が悪く、先手としては好調な手順が続いていますが、最後の△1五歩が唯一といっていい先手陣の弱点を突く端攻め。先手有利と見られていますが、加藤女王も勝負勝負で迫っています。

(塚田九段、広瀬八段を中心に検討が行われている)

(銀杏)

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陣屋には歴史的な品々が展示されています。


(剣や鎧などが展示されている)

(真田家伝来の鞍と鐙。真田家というと、真田幸村を主人公にした大河ドラマ『真田丸』がNHKで放送中だ)


(銀杏)

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図は86手目△1五歩の局面です。
ここまでの流れは、加藤女王の仕掛けを室谷女流二段がうまく対処して先手よしに。その後、室谷女流二段が駒得生かして手堅く指しているのに対して、加藤女王が駒の効率を重視して急所を攻める展開です。
図の△1五歩に▲2五桂△1六歩▲1二歩と進みました。▲2五桂に△2四銀は▲9一成桂△2五銀▲4五香で銀が守りに離れたのが痛く先手よし。そこで△1六歩が有力といわれていたところで、加藤女王が△1六歩。手段を尽くして攻めています。

(16時15分ごろのモニターの様子。両者前傾姿勢だ)

(銀杏)

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94手目△3三同玉まで進みました。ここで残り19分の室谷女流二段は6分使って▲1六香△同香▲3六歩。▲1六香とするなら、図の少し前に▲1二歩△同香▲1三歩△同香と2枚歩を捨てる必要はなかったので予定変更だったのではないかといわれています。先手よしとはいえず、形勢不明という意見も出ています。

(対局開始直後の加藤女王)

(銀杏)