対局が再開されてから、猛烈なスピードで進みました。
図は14時前の局面。後手は桂を捨てているので、攻めきらないと悪くなります。石田四段は「細い攻めをつなげる展開は西山さんの棋風通りですが、突破するのは容易ではありません」と話しています。

（紋蛇）

（本日の鳩森神社）


（能楽殿）

（日陰には、先週に降った雪が残っていた）


（ウメの花が咲いていた）

（ネコ？）

（紋蛇）

△２七銀（投了図）に香川女流三段が投了。西山奨励会三段が挑戦者決定戦進出を決めました。

（紋蛇）

（鋭く攻めきった西山奨励会三段。初の挑戦者決定戦進出）

【西山奨励会三段インタビュー】
－－西山奨励会三段、お疲れ様でした。一局の感想をお願いいたします

西山　歩交換して△２六同飛に、▲２七歩は端攻めが残って先手不満と判断されて銀（▲２七銀）を上がられたのだと思います。途中は、△６四角引いたときに▲７七桂と様子を見て銀を手持ちにされたほうが嫌でした。

－－優勢を意識したのは

西山　桂を跳ねたところですかね。少し攻めあぐねた気もしましたが、歩を打って銀を打ったところ（△２五歩▲１七銀△２六銀）はつながったと思いました。

－－これで挑戦者決定戦です。抱負をお願いします

西山　誰が相手でも、目の前の一局を頑張りたいと思います。


（敗れた香川女流三段）

【香川女流三段インタビュー】
－－香川女流三段、お疲れ様でした。一局の感想をお願いいたします

香川　そうですね……。自信なかったんですけど、思ったより難しいかなと見ていたのですが。展開的に負けるときは一方的になってしまう、一手見落とすと攻めがつながってしまう展開になってしまったので。そういう意味ではどうだったか、ちょっとおかしかったかなと。


（インタビュー終了後、感想戦が始まった）

（紋蛇）

（筋に入っては香川女流三段といえども粘れない。持ち時間を多く残しての終局となった）

（西山奨励会三段。清水市代女流六段－室谷由紀女流二段との挑戦者決定戦は、３月２日に行われる）

（紋蛇）