―― 一局を振り返っていかがですか
加藤 「三間飛車なら急戦をやろうと決めていたので、予想通りにはなったのですが、定跡がうろ覚えだったので、あまり自信を持って指すことはできませんでした。
けっこう攻められる展開になって苦しい時間が続いたと思いますが我慢できたのがよかったなと思います」
―― ベスト4進出で来期のシード権を獲得しましたが
加藤 「初めてなのですが素直に嬉しいです」
―― 一局を振り返って
矢内 「ちょっと急戦は全然ノーマークだったので、仕掛けられた辺りは損してるかなと思いました。
なんとか食いつければと思ったのですが、やはり駒損が厳しかったです。△6六馬と引かれる前に
暴れる順があればと思ったのですが、分からなかったです」
(吟)
110手まで加藤桃子女流王座が勝ってベスト4進出を決めました。
終局時刻は16時56分、消費時間は▲矢内3時間0分、△加藤2時間57分。
(八雲)
終局時刻は16時56分、消費時間は▲矢内3時間0分、△加藤2時間57分。
(八雲)
▲6七歩と矢内女流四段が打った局面。「△4九金と踏み込んで決まりますね。以下▲同金△同竜▲6六歩には△3九銀▲同金△同竜▲同玉に△4七桂から詰んでいます」と藤森四段。
(吟)