[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

将棋情報局

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

▲2七歩

その後、磯谷女流2級が厳しく攻め続けていましたが、途中で▲2七歩と玉頭のキズを消しました。手堅い一手ではありますが、歩切れになった点と相手に手番が渡った点が大きく、3階の棋士室では「後手の加藤さんがよくなったのではないか」と言われています。

加藤女流四段

(夏芽)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

▲4八飛

12時40分の再開後、磯谷女流2級が長考していましたが、▲5七金△1五歩▲4八飛と進みました。

▲4八飛は浮き駒の4五の金を狙った転回。しかし、その前の加藤女流四段が指した△1五歩もタイミングのよい端攻めで、飛車回りによって4筋が壁になることを見越しています。果たして、どちらの主張が通るのか。局面は中盤戦の難所に入っています。

磯谷女流2級

(夏芽)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

対局再開
(再開前、両者とも食事は短時間で済ませて戻っていた)

磯谷祐維女流2級
(次は磯谷女流2級の手番)


(加藤女流四段は脇息を離して置き、磯谷女流2級は脇息を近くに引き寄せている)

対局再開
(12時40分、対局再開)

加藤桃子女流四段
(再開後に上に1枚羽織る加藤女流四段)

(夏芽)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

△4五同金

図の60手目△4五同金の局面で12時になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲磯谷女流2級50分、△加藤女流四段1時間9分(チェスクロック使用)。昼食は、加藤女流四段が小雀弥の「玉子とじそば」、磯谷女流2級がやまがそばの「わかめうどん」。対局は12時40分に再開します。

(夏芽)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

両者は4年前の第13期、磯谷女流2級がアマチュア選手として出場していたときに対戦があります。そのときも本戦1回戦で当たりました。

▲7八銀

将棋は本局と同じ相掛かり。先手の磯谷アマが7八銀型に組み、乱戦の展開になりました。

▲5三銀

△7六桂

中盤以降、力のこもった攻防で形勢は二転三転しましたが、終盤△7六桂に対する▲9五角が敗着。直後の△7八飛の王手が厳しく、加藤女流三段(当時)が熱戦を制しました。▲9五角では代えて▲6一成銀△同馬▲5二銀なら先手がよかったようです。

加藤女流四段が再び貫録を示すのか、それとも磯谷女流2級が雪辱を果たすのか。1回戦注目の好カードです。

加藤桃子女流四段

(夏芽)