図は14時頃、持ち駒の桂を３六に打った局面。△３七飛成の侵入を阻止するとともに、４四の角取りにした攻防手です。対して△５三角なら▲５四歩△４二角▲２二飛成で先手好調。そのため、後手は角を逃げずに攻め合う順を模索することになりそうです。


（脇田女流初段）

（玉響）

12時40分、対局が再開されました。


（再開後、脇田女流初段は▲２四歩を着手した）


（38手目△７二玉を着手する加藤女流三段）


（対局再開後の様子）

（玉響）

12時、この局面で脇田女流初段が18分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は、☗脇田１時間６分、☖加藤52分。昼食の注文は、加藤女流三段が「チキンきのこあんかけ弁当」（鳩やぐら）、脇田女流初段が「バターチキンカレー（小盛り）、パッションフルーツラッシー」（rico curry）。対局は12時40分から再開されます。

（玉響）

脇田女流初段の３手目▲６六歩は珍しいですが、それに対して居飛車党の加藤女流三段が三間飛車に構える意外な応酬となりました。そして局面が進んで第２図。


11時過ぎ、脇田女流初段が▲５五歩と仕掛けました。５筋を戦場にする積極策で、後手が囲いきる前に激しい展開へ持ち込もうとしています。実戦は▲５五歩に△同歩▲５八飛と進み、その局面で加藤女流三段が手を止めています。

（玉響）

振り駒は加藤女流三段の振り歩先で行われ、「と金」が３枚。脇田女流初段の先手番で開始されました。

（振り駒の様子）

（先手番の脇田女流初段）


（後手番の加藤桃子女流三段）


（対局開始直後の様子）

（玉響）